こんにちは。姫田ゆきこです。

 

私は21年間保育士として働いていましたが、縁あって44歳で結婚して

45歳で高齢出産。憧れの母になれたのに、子育てに悩みまくり、挫折の日々。

息子の不登校、身近な人の闘病、死を経験して、自分と向き合うことになりました。

何者かになろうとしていた自分やたくさんの思い込みを手放していく中、

少しずつ身軽になっていきました。

これまでの経験から学んだことが、何か誰かのお役に立てたら

嬉しいなと思い、発信していきます。

 
 




今朝の空。

今日はとても穏やかでやさしい朝日でした。

学校の夏休みもあとわずか。

地域によってはもう始まっているかもしれませんね。

あなたは夏休みの宿題を早くに終わらせるタイプですか?

それとも、最後に慌てるタイプですか?

私はもちろん、ぎりぎりになって慌てるタイプでした笑い泣き笑い泣き笑い泣き

毎年、夏休みの初めの頃はウキウキラブ

宿題も早くに終わらせようとやってみたりするのですが、

何しろ長い夏休み。

その気持ちが続く訳もなくえー

まだ時間があるから、まぁいいか!

と先延ばし。

そして、気付けば8月も終わりに近づきガーン

ほとんど終わってない宿題。

楽しかった日々はどこへやら?

あー、時間よ!戻れ!と心の中で叫ぶ。

それを毎年、懲りずに繰り返してました。

何で宿題ってあるんですかね??

休みなんだから、

勉強からも解放させてほしいえーんえーんえーん

と思います。

息子は小学校1年生の時は学校に行っていて、

毎日、宿題がありました。

学校で勉強してきて、

家に帰ってホッとしたのも束の間、

宿題をやらないといけない。

当時はとても真面目な母だった私は、

とにかく息子に宿題をやらせることに必死でしたが、

宿題なくてもいいのに。

とずーっと思ってました。

勉強は学校だけでいいんじゃない?

やりたいならどんどんやればいいし、

やりたくないのにやっても、

身に付くのか?

疲れて帰ってきた息子に、

宿題をやらせるのは

ちょっと辛かった。

今は、宿題どころか、

ほぼ、勉強はしてません。

夏休みの宿題も先生が届けてくれましたが、

全くやってませんびっくりびっくりびっくり

「宿題やらなくていいの?」

と聞いたら、

「うん。いい。」

と言う息子。

それならいいよ。

勉強は全くしていないので、

同じ小4の子が知っていることを知らなかったり、

できないこともたくさんあります。

それでも息子は息子の経験をして、

日々、成長しています。

今年の夏は、海やプールに行ったり、

友達に誘われて、

夏休みの居場所に1日行ってみたり、

初めての体験もしました。

文字も絵もかくということに苦手意識がある息子が、

タブレットで何やら表現するのに、

自分で考えたキャラクターを絵に描いて、

それをタブレットに読み取って何やら作ってみたり、

母の知らない技を身に付けて、

いろいろとやってみたりもしてました。

最近は、感情の揺れが激しい時もあって、

胸が苦しくなったり、

イライラがおさまらないこともあったり、

今までと違う態度の時もあります。

相手を気遣って本当のことが言えなくて、

心と反対のことを言ってしまい、

そして、モヤモヤして八つ当たりするなんてこともあり、

そんな時は、

落ち着いてから、

「おれのやさしさ。あれを何とかできるようになりたい。」

と自分の中の葛藤を話してくれたりもします。

大人でも難しいことなんだよ。

でも、それに気づいたらだんだんとできるようになるよ。

やさしさは宝物だから、否定しないでね。

でも、自分の本当の気持ちは大事にしてね。

と伝えると、

涙がポロリ…

そして、泣いた後はケロリとして、

鼻歌まじりにいつもの能天気な息子。

いろんな顔がある。

ひとつじゃない。

どれも息子。

私はただ、それを眺めているのがとても楽しくて、

君といる幸せを味わってるよ。

少し前に、

怖い動画を見てから、

1人が怖くて、

自分の部屋にも着いてきてと言い、

トイレもドアを開けて、見ててくれと言い、

めんどくさい感じだったけど、

最近はやっと落ち着いてきて、

1人でも大丈夫になった。

だけど、怖さを紛らわすために、

トイレでは、

大声で歌っている。

それを聞くのも楽しい爆笑爆笑

以前はこだわりが強くて、

頑なで、でも繊細な息子を心配して、

うまくやれるように私が何とかしなきゃ!

と使命感を抱いていた私。

その時はこんな風に思えなかった。

心配のメガネを外してみたら、

何も心配することなんてなかった!

もうすぐ夏休みは終わる。

息子はいつから学校が始まるとかも

わかってなくて、

ずっと夏休みみたいなかんじだと言ってる。

去年はまだ、あー、夏休みが終わるからまた、

行くのか?行かないのか?

ちょっとしんどいなと思っていたけれど、

今年は気持ちも軽やかでいられる。

慣れてきたのか?

先のことは誰にもわからない。

だから、今を大事にしたい。

息子の小さな成長を側で眺めていたい。

そんな風に思います。


息子の背中にあごをのせるがんも(笑)