こんにちは。姫田ゆきこです。
私は21年間保育士として働いていましたが、縁あって44歳で結婚して
45歳で高齢出産。憧れの母になれたのに、子育てに悩みまくり、挫折の日々。
息子の不登校、身近な人の闘病,死を経験して、自分と向き合うことになり
今は、心のことを学び、カウンセラー起業に向けて、準備中です。
今朝は太陽は姿をかくしていました。
霧雨の朝。
傘はなくても大丈夫。まさにミストシャワーです
秋の虫が鳴きだしました。
朝の5分散歩はたくさんの虫たちの大演奏会。
びっくりするくらいの大音響、立ち止まって聴き入ってしまいました。
生で聴ける幸せ。ありがたい。
毎年、この時期には虫の声を聴いていましたが、
秋が来たなと思うくらいで、美しい音色に感動することはなかったかも
幸せの種はたくさんあるのに気付かないことも多いですね
先日のもめごとはすぐに解消したようです。
妹から、ごめんね。とLINEでメッセージが入りました。
以前にも、母のことを書きましたが、私の母は中学生の時に自分の母を失くして、
父と弟2人のために、中学卒で就職して、会社勤めを辞めて自宅で自営業を始めた
父の手伝いをするため、友達と遊ぶ時間もなかったそうです。
ずっと、誰かの面倒を見る人生。
やりたいことがあってもできなかったとよく愚痴っていました
幼い頃は、やさしい父ときつい母。
母は強い。
よそのお母さんは優しそうでいいなと思ったりしていましたが、
強いけれど、明るい母で、テレビを見てゲラゲラ笑っていたり、
歌が好きでよく歌っていました。
それが、どれも中途半端にサビの部分だけ
母が口ずさむ歌の中で、私が大好きだったのが、
ケセラセラ
♪ケセラセラ~ なるようになる~
明日のことなど~ わからない~
このフレーズを繰り返し呪文のように歌っていたのです。
私の中に、この言葉が刷り込まれていきました
なんだか、楽しい気分になりました
母は当時、歌手の雪村いずみさんが好きでこの歌を歌っていたのですが、
大人になって私は、ドリス・デイの英語の歌のCDを聴くようになりました。
母は、自分が友達と遊ぶ時間がなかったし、好きにできなかったぶん、
子ども達には好きにしてほしいと
交友関係にあれこれ言うことはありませんでした。
忙しくて、構っていられなかったのかもしれませんが、
わりと放任していたようで、今となってはとても感謝しています。
それでも、いろいろと影響は受けていて、
ネガティブな思い込みも無きにしも非ず
それはそれとして、
このケセラセラは
私の人生に安心を与えてくれる
魔法のコトバです
なるようになる。
ちなみに
ケセラセラはスペイン語だそうです。
ヒッチコック監督の「知りすぎた男」の主題歌で
主演のドリス・デイが歌っていたのでした。
映画もDVDでドキドキしながら見たっけ
たまにはゆっくり自分に好きな映画でも見ようかな