こんにちは
今日は先日の子どもの療育でのお話です。
この日は先生がうちの子のために考えて下さったプランの日で
療育内容がドンピシャ
これまでも同じ内容のトレーニングをしていただいていたのですが
その成果がすごくよく現れた日でした
うちの娘ちゃん、基本的にパッション溢れがち女子です。
実際の自分の能力や体力に対して、気持ちの方が先に行ってしまう傾向があります
なのでいつも、何か目標を決める時はやたら高い目標を設定し
自らハードルを上げてしまうんです
その結果
自分の思い描いていたものにはならず
大体何をしても癇癪を起こしてしまいます
こんなはずじゃなかったのに
いつも上手くいかない
何をしても思い通りの結果が出ない
↓
私てダメなんだ
という流れで、自己肯定感が下がっていきます。
でここでよく有りがちなのが
ダメな私
↓
自己肯定感が下がる
↓
どうせやっても上手くいかない
↓
何もやりたくない
やる気減退
↓
気持ちが下向きだから、他もなかなか上手くいかない
↓
更に自己肯定感が低下
という
恐ろしい負のルーティンにはまってしまいます
でも、我が子のちょっとラッキーだった部分は
失敗してもすぐ忘れる
なのでまたすぐチャレンジしたくなる!
常に好奇心旺盛で、何でも上手にできると思っている笑
ある意味幸せな思考ですが、
人生そう上手くいくわけもなく
理想ばかり高くても、実際の自分が違うと知ったときの
荒れ様といったら まぁーあれですよ
すごいのなんの
それで、この気分のアップダウンを穏やかにし
落ち着いて生活できるようにするためにやっているトレーニングは
グループで簡単なゲームをして、タイムを競い合うんですが
この時のポイントは
お友達とタイムを競うのではなく
自分の決めた目標タイムと競うこと!
そして、お友達を応援する声かけや自分の結果を受け入れ
自分を褒めてあげること
まずは目標を達成できるレベルにし、ハードルを下げます
この時も先生が指示をして、目標を下げさせるのではなく
目標が難しそうな時は
「お すごいタイムだね!オリンピック選手みたい!!
すごく難しそうだけど、いけそう?もうちょっと楽ちんにしてもいいんだよ」
と上手く誘導してくれます
自ら達成できそうな目標に設定する訓練をしつつ
小さな成功体験を積み上げ、スモールステップで
「できる自分」を作ってあげます
できる私→楽しい→またやりたい
このループが出来たら最高ですよね
でもそう思うようにいかないことも
では、目標が達成できなかった時は?
何でもいい!自分で自分を褒めてあげる
達成できなかったけど、チャレンジできた!!
自分で目標を決められた!
最後まで諦めずにできた!
何でもいいので、「できた!」を見つけて
自分で自分に拍手を送ります
自分自身を認め一番の理解者になってあげることで
結果を受け入れることができ
イライラも減っていきます
娘の場合
1回目は 先生に促されても「大丈夫!!」と高い目標のままチャレンジしました
案の定、達成できず
でも先生方が「おしーーーー!!」と声かけしてくださり
(本当は全然惜しくないんですけどね)
悔しがりながらもお友達を応援
2回目 ちょっとだけハードルを下げたタイムを目標にしたけど、まだまだ高いレベルを目指す娘
またもや先生が「これ出来たらもうオリンピック出れるんじゃない?!すごすぎるーー」(オリンピック選手に失礼ですみません)
と目標の高さをやんわり伝えて下さって
だいぶレベルを下げる娘
結果 目標タイムを大幅に縮め大成功
娘も「やったーーー!!」と嬉しそう
こんな感じで、周りのお友達も成功体験を積んでいくので
みんながテンション上がり、全体的に雰囲気も良くなります
そうすると、それぞれが自然とお友達に対して
ポジティブな声かけが増えますよね
適切な目標設定やお友達への声かけなど
ゲームを通して体感することができました
今回の娘の良かった点は
・自分で目標を修正できた
・上手くいかなくてもお友達を応援し、頑張った自分に拍手できた
・不貞腐れずにお友達のやり方を観察し、良いところを真似することができた
これを学校内で実践となると、娘的にはまだまだ難しいところはあるかもしれませんが、トレーニングを続けてく中で少しずつ習慣付いていってくれたらいいなと思います
いつも娘をサポートしてくださる先生方ありがとうございます。
そして、お子さんの発達で悩むお母様お父様の少しでも参考になりましたら幸いです。
本日もお読みいただきありがとうございます。
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