熊谷より帰宅
3-2の勝利
2点のリードを追いつかれ、前節と同じかと思わせておいてからの終盤の決勝点。客観的には褒められた試合内容ではないが、ファン心理としては高揚感と満足感を得られる勝利だった。
決勝点直後、スタジアムの大型ビジョンに移されたゴール映像に再びガッツポーズしてしまったくらいだから世話ないか。
試合としてはちふれの整備された攻守、特に守備の堅さは素直に認めたうえで、それでも前半のワクワクもハラハラもしない試合展開はファンサポーターを魅了するのにほど遠いものだった。
しかし後半頭らか塩越をトップ下に移して攻撃を活性化させたのが一つのポイントで、単に活性化しただけなく相手の裏を狙う共通意識がしっかりと感じられ、2得点ともその意図が伝わるきれいな崩しからのゴールだった。
しかしながら2点目が入ったところで準備した遠藤を1点取られてから投入する形になったことがもう一つのポイントで、本来なら2点を追うためリスクを負って出てくる相手に対し遠藤のスピードでさらに裏を取りに行きたかったのだろうが、失点したことで前節の嫌な展開が頭をよぎったか、ボールを落ち着けたい心理が働いて一気に受けに回り、さらに遠藤に代えてそのボールを落ち着けられる猶本を下げたことが裏目となった。
同点に追いつかれてからは清家頼みの縦ポン気味となり、交代策に乏しいことはもう諦めざるを得ず、それでも2試合連続で追いつかれて終わるわけにはいかないとの気持ちの部分は感じられ、最後の最後にCKから仕留めてタイムアップ。
もう次に繋がったとか言うつもりはないし、私個人的には順位表とにらめっこするのをやめた。
ただただ魅力的なプレーを、アグレッシブでエキサイティングなシーンを、素晴らしいゴールを観たい。
以上。