悩んだ末に本日もYouTube観戦。
ほぼ毎年のようにこの時期のユアスタには遠征しているので、何となくのイメージはあるのだが、雪の降る中での11時キックオフは例年と比べても厳しいコンディションだっただろうか。
気温が著しく低い試合ではウォーミングアップも含めて早くエンジンのかかったもん勝ち、という持論があるのだが、レッズレディースの方が明らかに動きが良く、攻守における反応の速さと球際の争いで上回り、素晴らしいゴールで2点をリードして折り返す。
後半に入っても前半と変わらず試合をコントロールするが、ポッゼッションのためのポゼッションに陥る悪い癖が出て、前半は高かったシュートへの意識がなくなってしまう。
そして柴田が不在のなか、栗島を下げてしまったことで守備の出足が完全に悪くなり、ちょうどそのタイミングで相手も選手交代をしてリスクを負って攻め始め、あっという間に追いつかれてしまう。
選手交代とポジションチェンジでもう一度ギアを上げようとするが、一度落としてしまった勢いは戻らず、良い形のシュートまでは至らない。
それでも、こういう展開だからこそ頼りにしたいセットプレーから見事に勝ち越し点を挙げ、90分で何とか勝ち切る。
3-2の勝利。
一番の問題は森監督の拙い交代策で、アクシデントかリフレッシュか戦術的意図か画面越しでは伝わってこないが、栗島を下げて中央を水谷と佐々木に組ませるという記憶にない形になったところで相手に流れを渡してしまった。
過去にも何度か大失敗をしている森采配、さらに就任2シーズン目の終盤であるにも関わらず、控え、特に守備面の選手層が厚くなってこない積み上げの部分でも不満は大きい。
収穫としては菅澤と塩越がスタメン復帰し、二人とも動きの質も全く問題なくフィットしていたことだ。
この時期になると各選手怪我や疲れは多少なりともあるだろうし、気温の低下によるコンディション影響や負荷も大きいに違いない。
次は中3日で西へと遠征しなければならない。
とにかく休養をしっかりとって回復に努めてもらいたい。
まだ昨年の悔しさと同じラインにさえ辿り着いていない。
あの日勝ちたかったという思いを胸に、強い気持ちで前へ。
以上。