レッズレディースユース、皇后杯出場おめでとう。
シモさん、ありがとう。
プレビューのついでに書くのはもったいないくらい大きな出来事。
一人で小躍りしてしまったもんね。
明日は決勝。
まだまだこんなもんじゃない。
見せつけてやれ。
それではプレビュー。
台風直撃の予報にひるんではいたが、少なくとも試合が行える可能性は高そうだ。
ただ、私個人としては当日の朝の状況で遠征の判断をしたいと思っている。
■前回の対戦
2014年7月13日(日) 17時キックオフ・浦和駒場スタジアム
浦和レッズレディース 0-2(前半0-2) アルビレックス新潟レディース
得点者:2分 上尾野辺めぐみ(新潟L)、26分 上尾野辺めぐみ(新潟L)
結果的には上尾野辺選手の2発に沈んだわけだが、この試合は選手たちのコンディション面に触れないわけにはいかない。
のんや朱里が離脱中なのに加え、ウィークデーにU-18の合宿に呼ばれて試合にもフル出場した乗松が右足をテーピングでガチガチに固めて出場。(3ヵ月たった今もまだ取れない。)
乗松のバックアップが出来るぽっぽはサブにも入らず。
2試合欠場していた三知が復帰したが前半27分に交代。
直前の岡山遠征には帯同しなかった臼井がいきなりスタメン復帰。
さらには前半で吉良が負傷で退くなど、満身創痍の状況であったのは間違いない。
後半は清家と大滝のツートップが奮闘して押し込むも、新潟得意のゴール前で体を張る粘り強い守備にゴールをこじ開けられずにタイムアップ。
スタンドもジリジリと固唾を飲んで見守る雰囲気で重苦しく、醜い出来事もあり、今思えば駒場が荒れ方がエスカレートする始まりでもあった。
■アルビレックス新潟レディース
ES戦績:0勝2分2敗
レギュラーシリーズ終盤に勝ち点を積み上げて4位でフィニッシュ。
復帰したマッカーティー選手がハマればエキサイティングシリーズでさらに上へとの期待も大きかったようだが、2引き分けの後の2敗で上位リーグの最下位に沈む。
チームの総シュート数も少なく、前節前々節はレギュラーシリーズ終盤を支えた守備が大量失点。
ジェフ戦の内容はなでしこTVが更新されていないのでチェックできないが、5失点しているので"たまたま不運にも"ではなく崩壊と言ってよいのではないか。
ただ現実的にはリーグ優勝は厳しくなったところのホームゲームで、また一からやり直すには良いタイミングかもしれない。
首位のレッズレディースにひと泡吹かせてレギュラーシリーズ終盤のリズムを取り戻したい。
■みどころ
中二日での連戦ということで選手のコンディションは試合を左右する大きな要因になるだろう。
特にレッズレディースはアウェイの戦いとなり、前節の快勝が回復の助けになるとしても試合に出場した選手たちは身体が軽いなんてことはないだろう。(清家ならありそうだけど。)
また台風が迫っており、予報では問題なさそうだが雨風の状況によってはさらに肉体的に厳しくなりかねない。
これまでの選手起用から、よほどのことがない限りスタメンをいじってくることはないだろうが、少なくともいつも以上に入念なウォーミングアップを徹底するとともに、アクシデントを想定したリスクマネージメントをして欲しい。
試合においては湯郷戦は相手のブロックが深く簡単にアタッキングサードまでボールを運べたが、今回は同じようにはいかないだろう。
湯郷戦のイメージで気持ちよく横パスをつなごうものなら、狙われてカウンターの餌食になりかねない。
試合の入りは原点に戻ってロングボールを多く使い、セカンドボールに前向きに押し上げていきたい。
うまくペースを握れた場合はサイドから。
相手を中央に収縮させるような小細工は必要はない。徹底的にサイドからいきたい。
千佳とハナの個人技での縦への突破、特に千佳には新潟戦でのいいイメージを持っている。
そして中央では屈強な新潟のCBに対し、三知の力強いプレーを期待したい。
守備ではもちろん上尾野辺選手が要注意であることは間違いないのだが、マッカーティー選手をはじめ、大石選手、山崎選手など縦への突破力のあるフォワードが多いし、サイドもうまく使えるチームだ。
ラインを高く保ち続けられるかは単に突破を防ぐだけでなく、中盤の運動量を助ける意味でも重要なポイントとしたい。
そして平尾にも期待だ。
相手は前回の対戦で2発やられた上尾野辺選手。
雨風があればさらに難しくなるだろうが、前節の湯郷戦でも5月に2発やられた宮間選手に対しセットプレーでも安定感のあるキャッチングで無失点に抑え、成長を見せつけた。
今回、上尾野辺選手を抑えることにより大きな自信を得るに違いない。
チーム全体で声をかけ合って対応したい。
終盤はいつもより疲労が早くくる可能性も高く選手交代も鍵となるだろう。
新潟は前節控えだったマッカーティー選手をどう使うか。
レッズレディースはジェフ戦、湯郷戦の大滝と清家の活躍でカードを切りやすくなっているのも強みだ。
ただ、ながふうは今日(12日)のユースの試合に出場しているので、新潟に行くのかユースに残るのか分からない。
引き続き猶本と岸川には負担がかかる状況だが、怪我だけには気をつけて欲しい。
タフな試合になる可能性が高いが、それを支えるのがその名のとおりサポーターだ。
苦しい連戦だが、逆に一気に突っ走るチャンスでもある。
全員で闘って勝利を手にしよう。
以上。