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主人公:マリ…思ったことが顔に出る普通のOL
占い師:愛子…マリの師匠的な存在。男好き。
3年寝太郎からのインスピレーション。
私には理解できないが、いよなさんはそこから何かを感じ取り実行してきた。
「3年間もよく我慢できましたね」
「さっきも言ったけど魂の言葉を信じてみたからね」
「あっ、そういえば…」
いよなさんが何かを思い出したようだ。
「あの頃は本を読むことにハマっていてね」
「色々な本に感銘を受けながら読んでいたわ」
「時間があったから結構読んでいたかもね」
「どのくらい読んだのですか?」
「3年間で1,000冊かな」
「せっ、1,000冊ですか」
「簡単なものも含まれているから大したことないわ」
ん~、私には無理。
「その中でも仏教にハマっていてね」
「え~っと、確か道元が言っていた言葉ね」
「身心脱落」
「そうそう、間違いないわ『身心脱落』だわ」
「結構好きな言葉でね」
嬉しいのだろうか、いよなさんがはしゃいでいる
「聞いたことある?」
「いえ、全く聞いたことないです」
「簡単に言えば『あらゆる自我意識を捨ててしまうこと』かな」
「もしくは雑念を捨てて身を任せるかな」
「その言葉を知ったときに、魂の言葉を受け入れてみようと思ったの」
「魂の言葉に身を任せてみようかなと思ったの」
身を任せてみるか。
「身を任せてみるって勇気いりませんか?」
「おそらく勇気のいることだと思うけど、そのときは特に抵抗はなかったわ」
「日々起こる出来事を受け入れるってことですよね?」
「そうよ、いいも悪いも受け入れるってこと」
「あ~、私には無理かも」
「1つ1つの出来事に一喜一憂するもんな」
「特に悪いことが起きたら受け入れたくないもんね」
「別にそれが普通だと思うけど」
「私の場合、さっきも言ったけど会社倒産、外国での色々な体験などで考えることをやめていたのかな」
「だから『身心脱落』していた状態だったかも」
「例え悪いことが起こっても、何の抵抗もなく現実を受け入れていたわ」
「無関心とは違うのですか?」
「いいえ、無関心とは真逆のことよ」
「これは推測だけど、魂が白いと物事って受け入れやすくなるのではないかと思っているの」
「余計な雑念がないため、何でもスッと受け入れられる状態にあるのかな」
あ~、言われてみるとそんなイメージはあるかも。
「自我が無くなっているからでしょうかね?」
「とは思うわ」
「余計な壁がなく、受け入れがしやすい状態のことかもね」
「壁って?」
「自我という邪念の壁のことよ」
「だから、逆を言えば魂が黒ければ物事を受け入れにくいってことね」
「これが無関心の状態のこと」
あ~、なるほど。
確かに身心脱落と無関心は全く真逆のことかも。
何か私もイメージがついてきたかもしれない。
「魂が白いと自我という壁がないから物事を受け入れやすい」
「つまりそれが『身心脱落』」
「魂が黒いと自我という壁があるため物事が受けいれにくい」
「つまりそれが『無関心』」
「これで合っていますかね?」
「そうそう、ちゃんと理解しているわね」
仏教はわからないけど、魂との関係を知るとわかりやすいかも。
続きは298話でお会いしましょう!
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