神さまのいる場所 | 夫婦円満ノマド起業 ブログ

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社畜生活19年からのやっと卒業して、
恋人や奥さんからの100%ではないけど93%の理解と応援を受けて
刺激的で痺れるノマドライフを歩んでいるヤツのブログです。


あなたにも私にも『神話』はあります。

それが「何か?」かは分かりません。

分からないから『神話』なんです。

「小島さん、何やら怪しい宗教でも
はじめたんですか?」

という声が聞こえてきそうですが
前回の続きです。

初めての方はこちらからどうぞ。
⇒ http://goo.gl/nPLuT


こんにちは、小島です。

『神話』とは、本当じゃないけど
本当だと信じ込んでいるもののことです。

私たちは多かれ少なかれ、幼少期の体験から
生まれたトラウマを抱いて生きています。

「つ」のつく年齢(9つ)までに、
感情の許容範囲を超える過剰なストレスを
加えられることで、それがトラウマとなり
その後の人生に暗い影響を及ぼしていきます。

修復が極めて困難なレベルで
心の壁に穴を開けられるのです。


私には6歳のやんちゃな息子がいるのですが
彼に投げかける言葉には細心とまでは言いませんが
注意を払っているつもりです(汗)。

しかし、私たち親も所詮、弱い人間です。

注意を払っているつもりでも
時には彼の言動に感情的になり
衝動的に心無い言葉を発してしまうことがあります。

過剰なストレスはかけないまでも
彼の小さな胸に細かい傷が少しずつ増えて
いっているかもしれません。


話が逸れてしまいました。
戻しますね。

例えば、

何か問題が起こるとすぐにリストカットする女性。

彼女の過去に何があったかはここでは
話せませんが、彼女は言います。

「手首を切ると落ち着くの」

彼女は自分の腕をつたう赤い血を見ると
生きていると実感できるそうです。

彼女の神話は、
「自分の体を傷つけることでしか生を感じられない」
です。


密かに好意を抱いていた男の子に
「ブス!」と言われた女の子。

彼女は大人になり、めがねをかけて自分の顔を
隠すようになった美人さんです。

彼女の神話は、「私はブスだ」です。

本当じゃないけど、信じ込んでいるものです。


両親から幼い頃に虐待を受けて育てられ
成人してから今度は自分が愛する相手に虐待を
する人がいます。

逆に、虐待する相手を引き寄せる人もいます。

彼らの神話は、
「人との深い関わりや繋がりとは、虐待したり
虐待されたりすること」です。


両親がお金のことで言い争いをしているところを
見て育った人は、ビジネスにおいて無意識の
ブレーキをかけてしまう場合があると
言われています。

この人の神話は、
「お金は私の生活を潤すものではなく、
私の生活を脅かす敵だ」です。

本当じゃないけど、信じ込んでいるものです。


幼い頃に性的虐待を受けた人は、
不毛な恋愛を重ねる傾向があります。

どう見ても軽薄な男との恋に燃え
誠実な男性には見向きもしません。

極度の『混乱』と『興奮』を感情的に
求めてしまうのです。

この人の神話は、
「異性との関わりとは、性的に弄んだり
弄(もてあそ)ばれること」です。

真実じゃないけど、
真実だと思い込んでいるもの。


あなたに理解してもらうために極端な例を
上げましたが、多かれ少なかれ、私たちは
このような『神話』をもっています。

私たちは幼い頃に体験した「強烈な感情」を
もう一度味わうために、その再現に向けて
ありとあらゆるチャレンジをします。

本当に恐ろしいことですが、無意識でやって
いるため、本人は無自覚な場合が多いのです。

無意識領域の奥底から発動している情欲なので
意識下でコントロールするのは至難の業です。

これが、不可視のネガティブウォールを発動
させる原因のひとつ『神話』です。

じっくり話していくので
覚えておいてください。


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

小島くにひろ