こんにちは、小島です。
昨日は、
集中力を上げるヒントは
スガシカオさんの場合、
「飛行機の中だったのが良かった」
というところまでお話しました。
どういう意味か考えてくれましたか？
…
集中力を上げる話は
とても興味深いのですが、
この場合、
飛行機の中は、他事をする選択肢が
極端に少ないから、ということです。
例えば、
飛行機の中では、基本的には携帯電話の電源
は切らなければならないので、
携帯は使えません。
そんな短い時間なら映画もやって
いなかったと思います。
当然テレビも見られません。
本や雑誌もそんなに持ち込めない
と思います。
だから良かったのではないでしょうか。
つまり、
集中力を上げるための究極の方法とは
「脳に、潜在的意識に、選択肢を与えない」
ということです。
仕事や勉強に集中したいときは
「携帯電話に出ません」
「テレビは見ません」
「本や雑誌も読みません」
というレベルではなく
「携帯は使えません」
「テレビも見られません」
「本や雑誌もありません」
という状態にしておかないと
あなたが行えることの選択肢があるだけで
潜在意識が無意識にそれを拾ってしまい
ブレーキをかけてしまうので、集中力を
落としてしまうそうなんです。
ある作家の先生は、山奥の旅館などで缶詰め
になって作品を書くときは、あらかじめテレビ
などを外しておいてもらうように頼んでいる
ということを聞いたことがあります。
新幹線の中は、とても仕事が捗る
と言っていた優秀なビジネスマンもいます。
インターネット社会と言われるようになって
久しいですが、私たちの社会は良くも悪くも
情報で溢れかえっています。
ということはつまり、
選択肢がもの凄く増えている、
ということです。
普通に生活していたら気が散って
しょうがないと思います。
例えば、
もしあなたが
「独立して事業を軌道に乗せるために
まずポジショニングを明確にしたい」
「絞りこまれたニーズを掴むために
とことんリサーチをしたい」
「自分の強みを徹底的に掘り下げて
細分化して絞り込みたい」
と思っているのであれば
試行錯誤する前に、しっかり集中出来る環境
を整える必要がある
ということです。
ステップ１：
考える（自分と向き合う）前に
携帯電話の電源を切る
ステップ２：
テレビの電源プラグを抜いておく
ステップ３：
アイデアは、必ずペンで紙に書いていく
ステップ４：
ワードやパワーポイントなどを使って
正式に作っていくときは、パソコンを
オフラインにしておく
（これはよく忘れてしまうので、私も
なかなか出来ていません。但し、メール
ソフトは立ち上げていません）
本当に集中したいときは
とにかく、目に飛び込んでくるものを
ドンドン排除していくことを意識して
みて下さい。
あなたの脳に選択肢を与えないで下さい。
能率、クオリティー、すべてにおいて
良い結果につながります。
是非、試してみて下さい。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
ゼロ予算独立講座
小島くにひろ