あなた方は地球で唯一知能を得た生物だと考えていますが、その認識は誤っています。

 この星にやってきた宇宙移民たちはあらかた生物のデータを取った後で、知能を持つ生命体を創ろうとしました。その結果、魂こそ入らなかったものの、現在の類人猿程度に知能を持つ生命体が創られたのです。

 神から与えられた、「魂の器となる生物を創造する」という私の使命を認識した移民たちが協力してくれたのです。最初、当時地上で一番の繁栄を誇った爬虫類をベースに、知能を持つ生命体が創られました。

 陸上に上がったあなた方の先祖は、先に陸上に上がっていた、甲殻類の祖先や植物を餌としながら繁殖していきました。まだ、呼吸に不慣れで、水中と陸上を行ったり来たりしながら徐々に陸上にまで生活圏を伸ばしていったのです。


 その頃は、今の地上よりも酸素が濃く、生物の活動が非常に活発でした。生物たちのドラマは水中のときよりも激しく、すぐに多様な生物が誕生しました。


 この頃、もうすでに移住をしていた宇宙移民たちは、この様子を楽しげに見つめていました。そして、最初の実験が始まったのです。

 生命とは、神の息吹だと言われますが、実際は神そのものです。


 私もあなた方もすべて神の申し子であり、かつ神自身なのです。


 私があなた方の種をこの身に宿し、どれだけの月日が経ったでしょうか。私の受胎は、隕石によってもたらされた、まさに「処女受胎」でした。その隕石から設計図がもたらされ、有機物のスープと化していた原始の海の中で、あなた方の先祖は単細胞生物から徐々に生物としての形を創り出して行ったのです。


 最初は、現在の蟹や海老に近い存在とくらげのような存在が生まれました。そこから骨格を持つ魚類が誕生し、魚類は時間を掛けて、地上に適応し始めました。


 一筋縄ではありません。あなた方の先祖は、自分たちの生物的本能によって、競争、淘汰、依存などの関係性を結びながら、自分たちの進化を創造していったのです。


 何度も言いますが、私たちは神そのものであり、自らを創造する力を与えられているのです。