ほんと、毎日がいたちごっこだ。これも運命なのか。ひとの手による作為なのか?。
それはさて置き先ずは入院です。前回の続きになりますが、赤ベーの指示により
手押し車に乗せられ、エレベーターに乗って、2階の入院室へと行きます。
先客は 6床に3人程。到着すると早速ブスリ。他の患者さんに挨拶するまもなく
アルビミンの点滴が始まりました。(あれ検査はしないの、検査もなしにいきなり治療)
ビックリポンだよ。普通検査が先だろう?。
暫くすると、検査です~とやってきた。またまた車イスに乗せられ CT検査~血液検査。
アルビミンの点滴やりながらの、 CT って如何写るのだろう、血液検査で何が解るの?。
赤ベーのあせってる様子が手に取るよう。(笑う笑う)
ばたばたと慌しい1日が終わり、夕食そして就寝。ところが今度は寒い寒い?????。
周りを見てもそんな気配はなく、俺だけが寒いようだ。此れが病気と云うものか。
2日経ち3日経ち、次の波乱は閉尿、尿がでません。夜中に看護師さんを呼んで、
抜いてもらいます。カテーテル治療と云う処置です。
思えば、此の頃がむくみも 腹水もピ~クだったようです。
息子は2倍に膨張、お腹は100cm、体重66,6kgとまるでお相撲さんみたいです。
薬の効果が見えてきたのは1週間位経った頃から。
それにも気ずかぬ赤べ~先生、突然やってきて、薬が効かないので穿刺をします。
穿刺が何かわからぬ俺(患者)は、お医者さんの言うがまま。(俺は玩具か)
そして当日、看護師さんたち準備に忙しそう。
中の一人が(穿刺をするんですか)(はい)(痛いですよ,ブスリとやりますから)
笑いながらそういって緊張を和らげてくれる。
そして赤べー登場、ガチャガチャやりながら、ドヤ顔。俺はこんな事も出来るんだぞと
云わんばかり(笑う)。 さ~準備もできた、いざ。 『チョッと待った』
(身体検査です~)別の新手の看護師さんがやってきた。
身体検査が優先らしく、すばやく体重測定から計測を始める。
体重 55,6kg。 お腹周り90cmと見事にダイエット成功?。
これでは赤ベー先生、手は出せない。くすりの効果が出てるのにまさか穿刺はね~、
出来ないでしょう。こうして危機一髪の処で緊急停止。
赤ベー先生、バツが悪そうに俺のお腹をツンツンやって 退散してくれました。
これはもしかして、看護師さんたちが機転を利かせ乱入、穿刺を阻止してくれたのかも。
感謝、感謝の一幕です。『穿刺というのは、お腹に針を刺し溜まった水を抜く方法)
聞くところによると、重症の癌患者さん等が 薬でこうかがない場合に行う処置で、
抜いたらたまり、抜いたらたまりの繰り返しだとか。『俺はそんなに重症か。』
色々と愉快な事もありましたが、入院期間20日間を終え。退院となりました。
足取りも軽く、意気揚々の凱旋のつもりでしたが、待っていたのは
地獄の特訓??。厳しい予後に苦しむ事になるとは、知る由も無く。。。。。。。。。。。。。
そして