今日、僕は友人の仕事を手伝いに行った。 
その友人と知り合う経緯は僕の働く会社に友人が派遣社員として働いていて話すうちに仲良くなったからだった。 
その友人が今年の4月に契約を打ち切られ退職となったが退職した後も僕は友人としての付き合いを続けていた。 
そんな友人が会社を立ち上げたと聞いたのは辞めてから一カ月たってからだった。 
「はあ?」その時に僕の口から出たのはそのような情けない言葉であった、会社を立ち上げる?まったくもって想像出来なかった僕はその友人の言葉に心底驚かされた。 
どういう会社?取り敢えず当たり前のように僕は聞くと「リサイクルショップみたいなものですよ。」そう笑顔で答えてきた。 
リサイクルショップ?BOOKOFみたいなやつかな?と僕はその程度しか想像できなかったが何ヶ月後に行った職場でさらなる驚きがあった。 
事務所がそこにあり会社として運営していたからだった、僕がそこまで驚いた理由は周りで自分が会社を立ち上げる人がいないからであり、僕の中では会社を立ち上げる概念がなかったからだった。 
そんな友人が仕事を手伝いますか?そういう言葉を僕にかけてくれたどういう仕事をしているか興味があり二つ返事で僕はOKを出した。 
そして、お互いのスケ―ジュルをあわせて12月2日に仕事を手伝うことになった。 
その日に僕は友人の会社に行った、友人はすでに仕事をしていた。 
「お疲れ様です。」 
そう言われ中に入り前回に来た時より会社らしくなっている職場にああ本当にここで仕事しているのだなと実感した。 
僕はそこでどんな仕事をしているか詳しく聞いた、出張買い取り車一台で駆け回り集めた商品をインターネットのオークションで販売するという仕事であった。 
確かに思いつくフェイシャルの仕事でもあるがそれを実行に移した友人は本当に僕には尊敬に値するくらいであった。 
バイトも数人雇っているという話しも聞き冷蔵庫に女の子の字で何か書かれているメモもあった、ちなみに友人は僕より三つ下でもある、僕が人を雇い仕事が出来るか?考えるだけでも不安にいつのまにかなる僕だった、それでも僕は友人から言われ誰にでも出来る仕事を何個か手伝った。 
誰にでも出来る仕事とは商品を梱包する仕事とかでありそれをやりながらもそこで得る収入を聞き働く大変さと金を稼ぐ辛さを改めて思った。 
利益をどうやって生むのか?そう考えながらも友人に心の中で激励を送るしかない僕であった、色んな意味で勉強になった一日でもあった。