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最近よく聞くESGは、Environmental,social and  corporate governanceの略でESGと呼ばれています。

 

要は企業経営にあたり、環境や社会への影響、企業のガバナンス体制を整えることが要求されているということで、

2006年に国連が提唱した責任投資原則に含められ、それ以降機関投資家を中心に企業への投資の際の考慮事項とされています。

2020年頃まではどちらかというとガバナンス体制(社外取締役など)のところで企業にプレッシャーがかかっていたような印象でESGという用語はそれほど協調されていなっかたと思いますが、2021年のCOP26での気候変動に関する合意や昨今の非財務情報開示充実などの流れのなかで環境や社会のところもかなり関心が高まり、ESGというワードは非常によく見るようになりました。

 

元々、企業は利益追求するだけでなく、社会に対してもプラスになることをしなければならないということは古くから言われており、CSR経営などとも言われてました。また、最近では社会の持続な開発目標と言われるSDGsという言葉もよく使われています。

ESGも大きくは同じ意味ですが、ESGは投資家サイドの目線なので、投資家が企業と対話する時によく使われ、企業もそれに対応する必要があるので、上場企業が目標などを打ち出すときはESGというワードが使われるケースが多いように思います。

 

しかしながらESGについて、どういう数値目標を設定してどのように管理していくか、また他社とどう比較していくかについては、なかなか難しいところです。

財務数値であればしっかりした基準があり、それを集計する会社の体制もあり、また監査も義務付けられているので信頼性は担保されているのですが、ESG関係ではまだまだ途上です。グリーンウォッシュなどと呼ばれる、環境活動として公表はされるものの、実際にはその通り行われていない環境活動などもあるようです。

 

この辺りどのように整備されていくかは注目ですね。