こんにちは
トルベール音楽院の古賀（和）です
3月も半ばになり、急にこの暑さで桜の開花が早まりそうです
しかし、今日はまた少しひんやりしていました。
三寒四温まさにその通りですね。
ブログをアップするのにちょっと手惑いましたが…
この数日間は色々考えさせられました。
11日の朝刊👆
未だに見つかってない行方不明の方々もたくさんいらっしゃいます。
12年…あっという間だったような、被災された方たちにとってどんな年月だったのか…
そう思うと胸が苦しくなります。
なぜなら、私がこうして震災のことを語ったりできるようになったのはほんの数年前ぐらいからでしたから。
街の復興は速かったです。
でも人々の心の復興にはやっぱり時間が必要です。
今でも思い出すだけで涙が出てきます。
ましてやまだ12年です…
それと同じくして今はテレビでWBCの試合で日本中が盛り上がっています。
野球好きな私も全試合食い入るようにテレビの前で応援しています。
メジャーリーグで活躍している大谷選手やダルビッシュ選手など、スーパースターが参加して今回の戦いは今まで以上の盛り上がりです
そして、一昨日はあの東日本大震災でお父様と祖父母様を亡くされた岩手県出身の佐々木朗希選手が先発で出場しました。
佐々木選手の記事👆
大谷選手やダルビッシュ選手も素晴らしかったですが、この日の佐々木選手の投球も素晴らしかったです
あの細い体で164キロの速球は…
天国のお父様に見て欲しかったと心から思いました。
こうした自然災害の後、残された者はいったい何ができるか？
いつもそう考えます。
心の支え？物資の支援？がれき撤去の手伝い…などなど。
どれもきっと必要なのでしょうけど、自分にできることには限りがあります。
私には音楽がありますので、少しでも癒しになれば…と
そしてスポーツは励みになり、生きる勇気をもらえます
阪神大震災の後も「がんばろう神戸」を掲げて頑張ったオリックスが日本1になり、私たちを励ましました。
東日本大震災の後もフィギュアスケートの羽生結弦選手が勇気をくださいました。
西宮で生まれた兵庫県立芸術文化センターからも佐渡裕さん率いるスーパーキッズの方々が東北の皆さんに演奏に出かけていました。
音楽もスポーツもこうして何かの形で癒しや励ましを与えてくれます。
残された者たちはこれからどんな困難にも立ち向かっていかねばなりません。
犠牲になられた方々の死を決して無駄にしないように…
コロナウィルスで苦しめられた3年間でしたが、少しだけ明るい兆しが見えてきた気がします。
明後日16日（木）にはWBC準々決勝で侍ジャパンはイタリアと戦います。
チェコ戦の時のように友好的な試合が出来たらいいなあと思っています。
もちろん真剣に戦って欲しいですし、真剣に応援もします
平和でなければこうしたことは実現できません。
どうか世界中が平和で満ち溢れるようになる日が訪れるように心から祈ります。