皮膚の構造-表皮3
ターンオーバーこのように表皮細胞は皮膚の表面に向かって動いていって、基底細胞で細胞分裂した表皮細胞は最後には角質細胞になって、皮膚表面からはがれ落ちていくわけです。角質細胞は、ケラチンと呼ばれる、かたいたんぱく質からできており、その細胞膜が非常に厚くなっています。そのため、かたくて、物理的ならびに化学的刺激に対する抵抗力が強く、皮膚表面の細胞のはたらきを抑える力があって、はがれ落ちる前にはいろいろの刺激から皮膚を保護するはたらきをもっていて、皮膚本来の外からの刺激からからだを守るうえで重要なはたらきをしています。健康な皮膚では基底細胞が分裂して、顆粒細胞になって、それが角質細胞に変わるまでに14日間、角質細胞になったものが皮膚表面からはがれ落ちていくまでに同じく14日かかります。つまり、新しくできた表皮細胞が角質細胞になって皮膚表面からはがれ落ちるまでに要する時間は28日かかるわけです。これを表皮細胞の転換時間(ターンオーバータイム)といっています。これが皮膚の病気の一部のものでは、もっと短くなってきます。
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