さあ皆様こんにちは日本の中心(?)愛知で輝く劇団ヒヨコからお送りします、本日の担当は口から溢れる言葉の数々はまるでラジオ!こと翡翠(クラブネーム)です、どうぞよろしく~!

演劇部では音響をメインに、大道具小道具、キャスト、そして今回は照明のヒヨコ🐤きってのオールマイティ笑として活躍してますヽ(*^ω^*)ノ
みんなでヤンキー座りをしたりする楽しい部活です!
大好きなのはアメコミ、特にスパイダーマンです🕷いつかハリウッドまで行って撮影現場を見学するのが夢です(*´σー`)
本当はスパイダーマンについて3万字くらい語りたいところですが、ここは演劇部のブログ。というわけで、私が思う演劇部の魅力について語りたいと思います。
今年の10月に行われた大学祭公演では、人生初のキャストとして参加しました。そんな練習が始まった7/31に書いた部活への思いがあったのでここにあげたいと思います。
こんな感じで楽しい公演になりました〜!
『「あ、え、い、う、え、お、あ、お」
発声練習の声が教室に響き渡る。外から聞こえる蝉の声に負けないよう声を張り上げる。演劇部歴6年目、大学3年の夏。初めてのキャストに緊張しつつ、練習に励んでいる。
夏休み明けの10月21日。2017年椙山女学園大学大学祭が行われる。そこで行う公演が私達3年生の最後の公演だ。演劇部「劇団ヒヨコ」として、より良い劇にしたい。部員一同の心を一つにして目標に向かうのは、青春といった感じでなんだかワクワクする。
高校一年生の春、親に連れられ、劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を観に行った。のびのびと響くキャストの歌声。次々と変わる舞台装置。世界観に引き込む照明。場面に合わせ、完璧なタイミングで流れる圧倒的な迫力の音響を聴いて、私は胸が熱くなった。劇を観てこれほど心が震えたことも、クライマックスで泣いてしまったのも初めてだった。
その経験から、高校では演劇部に入部した。自分の手でもあんな風に舞台を作ってみたい、音響をやってみたいと思った。全員参加の体力作りの基礎トレーニングや発声は真面目にやっていたが、私の気持ちは音響に向いていた。
初めての夏の大会では音響の役職に立候補した。同じ一年生の子と二人で、先輩や演出の人と相談しながら、一から劇にあった曲を考えて探してくる。そして劇のタイミングピッタリに曲や効果音をフェードインしたり、カットインしたりする。曲探しは難航し、意見の食い違いからケンカもした。それでも良い曲を見つけた時は音響の相棒とハイタッチをした。その大会では音響賞を取ることができ、余計に音響の魅力にはまっていった。
しかし、音響をやり、たまに大道具などの裏方仕事を続けて6年。舞台袖からずっとキャストの動きを見ていた私は、一度でいいからキャストをやってみたいと思うようになった。一度でいいから自分の演技で観客を笑顔にしたい。でも今までやってこなかったのにできるだろうか。そんな不安だった私に声をかけてくれたのは部長だった。
「大丈夫、好きにやればいいよ」その言葉で、最後の公演なんだから自由にやろうと思い直し、オーディションを受けた。結果は無事合格。これからの期待と不安が胸をよぎった。
私が演じる役は、真面目で常に10分前行動を行う生徒会副会長。常にギリギリに行動する私とは正反対で、だからこそやり甲斐がある。何事も時間を意識するキャラクターなので、自己紹介も1分丁度で話さなければならない。ストップウォッチを片手に何度も台詞を繰り返す。長い台詞で噛んでしまう。棒読みになってしまう。そんな風に失敗しながらも少しずつ成長していく。それは音響もキャストも変わらないんだと初めて気づいた。
演劇の基本は繰り返しだ。1時間弱の劇を何度も何度も繰り返し練習し、より良い一つの作品に仕上げる。夏休みが明けたらすぐに大学祭だ。それまでの2ヶ月間、暑さに負けず
走り抜けたい。』
この後の学祭公演では、台風の中トラブルが起こりつつも大成功を収めました❗️
いかがでしたか?真剣に書いた文章なので、これで自分の演劇部への思いを知ってもらえたらいいなと思います。そしてこのブログを読んだ人が、演劇に少しでも興味を持ってもらえたら幸いです!
次は「男だったら彼氏にしたい部員No. 1!」のフィーちゃん!よろしくね~