デンマークの芸術家
ビョルン・ヴィンブラッド
Bjørn Wiinblad
について調べながら
生きるヒントになりそうな
ことを綴るコーナーです。
めでたく4回目!
続いていますね。笑
今回は彼の死生観に少し迫れそうです。
ヴィンブラッドは
「悲しみ」「苦しみ」「心配」「死」という言葉から
いちばん遠いところに自分を置いた人でした。
誰かが暗い話しをし始めると
わざと明るい話しをしたり
ワインや食事を振舞って
話題を変えたそうです。
また、
友人の死期が迫っていると知っても
訪ねていこうとしなかったり
お葬式に参列しなかったこともあるとか。
もちろん
自分から苦労話しや悩みを話すことはありませんでした。
常に明るいとろこ、楽しいところに
自分を置いておこうとしました。
これはヴィンブラッドが
冷淡な人物だからではなくて
ネガティブな思考や感情に
耳を傾けなくてもいいと考えていたからのようです。
彼は彼の人生というオーケストラの指揮者であり、
また他の人もそうあるべきだ
というのが彼の人生観。
もし何か問題があっても
自分でどうにかできる
そう考えていたのです。
自分も楽しく、他人も楽しい!
これは
ヴィンブラッドの生き方の根本的な考え。
そして、前向きで好奇心旺盛。
ヴィンブラッドは
しがらみや自分の限界よりも
常に可能性を見ている人でした。
また、何よりもすごいと思うのは
苦悩や苦痛、そして死さえも
意識的に遠ざけ
自分の境界線というものを
ハッキリと示せる人ということです。
「私の作品に悲劇的な要素は滅多にありません」
by ヴィンブラッド
つまり、
ヴィンブラッドの作品は彼そのもの。
ポジティブで陽気で幸せなオーラを
まとっています。
ヴィンブラッドのように
常に自分を高い振動数の中に置いておく
というのはなかなかの熟練技だなと
思ってしまいます。
たった一日の中でも
感情や思考は大きく揺れたりしますものね。
でも、この記事を読んだ
ヴィンブラッドファンの方はもうお気づきですね。
「ちょっとネガティブかな?」と思ったら
ヴィンブラッドの作品を手にとって
ポジティブな波動を受け取り
気持ちを前向きな方向へと誘導することが
できますから。
古いヴィンテージ品でも
復刻版の新しいものでも
気に入ったものを手に入れたら
ヴィンブラッドとの対話を
楽しんでみてください。
by 丹下翆
from Denmark