ロイヤルコペンハーゲンによる
アンデルセン童話のシリーズ。
第3回目の今日は
マッチ売りの少女。
大好きなおばあさんが
少女を迎えに来てくれた
シーンですね。
少女がその短い一生を終えることを
知っている読者にとっては
悲しい場面ではありますが
少女と同じように
私たちもおばあさんの微笑みに
救われるようです。
そして次は
エンドウ豆の上のお姫さま。
王子さまの相手としてふさわしいかを
テストするために
エンドウ豆の上に何十枚も
重ねたマットレスに
寝かされる場面ですね。
翌朝、
良く眠れたかと聞かれた
お姫さまは
マットレスの下に何かがあって
背中が痛かったと言い
完璧なお姫さまと認められるのでした。
ふたりの少女の
まったく違う人生を
並べてみると
結末は正反対なのですが
どちらの少女も
自分の望みと幸福を
自らの手で掴んだことに
気づかされます。
そして
私自身はどうなのかと
問いかけずにはいられません。
by 丹下 翆
from Germany
Twitterものぞいてくださいね!