デンマークが輩出した
名デザイナーBjörn Wiinblad
ビョルン・ヴィンブラッド
 
 
 
先日の記事から
ヴィンブラッド研究は進んでいますよ。
 
 
 
 
 
 
彼がどんな人物だったのか
まず私の興味はそこにあります。
 
 
 
 
ヴィンブラッドは子どものころに
すでにデザイナーを志したそうです。
 
 
 
 
それは
ただ単に好きだから
芸術家として大成したいから
というのではなく
感謝の気持ちがあったから。
 
 
 
 
彼は「聞いたこと、読んだこと、見たことすべてに大きな感謝の念」を抱いていて、
それに対して自分は何かを返したいという強い願望があったといいます。
 
そして、デザイナーとしてとる自分の行動は
だれかに喜びを与えるものであるべき
そう信じていました。
 
 
 
アトリエ・トゥループのメンバーcaorukoさんが
数年前にデンマークに訪れた時、蚤の市で一目惚れした
プレート。この角皿はなかなか見かけないのですが
先日、また出会うことができました。
 
 
 
ヴィンブラッドは
彼の作品を手に取った人々の喜ぶ様子を
見ることが好きだったといいます。
 
 
 
彼は自分の才能に
早くから気づき
人々を喜ばせることに
その意識を注いだのです。
 
 
 
だからなのですね
彼の作品からは常に
愛が溢れているのは。
 
 
 
祝福される人物の原動力は
感謝の気持ちと奉仕の心なのだと
思わずにいられません。
 
 
 
 
by 丹下翆
from Denmark