今日11月11日は
聖マルティヌスの日です。
ドイツでは
「Martinstag / マーティンの日」
デンマークでは
「Mortensdag / モートンの日」
と言います。
今日の語学学校でのこと
ある生徒が
「昨日はガールフレンド(デンマーク人)の祖父母のところで
モートンのガチョウをご馳走になったよ」
と、楽しいこというので
そういえばドイツでもこの時期に
ガチョウを食べる習慣があったわ!
と思い出したのでした。
国が隣同士だと
共有する文化もいろいろあって
発見すると嬉しくなります。
さらにドイツでは
この日はランタン(提灯)祭りの日でもあります。
ランタンを手に
歌を歌いながら夜道を歩く
子どもたちの行列を見られるはず。
そして食文化としては
人の形をした「ヴェックマン」と呼ばれる
菓子パンを食べます。
ヴェックマンは
デンマークまでは来ていないようなので
今年は作ってみましたよ!
パン屋さんのヴェックマンのように
スマートではありませんが
ポイントは
ハート型にしたレーズン
聖マルティヌスは
雪の中、凍えている物乞いに
自分のマントを半分に裂いて
与えたという
とても心のあたたかい人と言われています。
なので、マルティヌスにあやかって
大きなハートを私たちも
宿したいなと。
ドイツ語ではサンクト・マーティンと呼ばれる
聖マルティヌスの有名な童謡はこちら。
マントを半分にするお話しです。
よかった聴いてみてくださいね。
by sen
from Denmark