久しぶりに北海道厚真町のアトリエからです。
前回のブログに載せたドイリーの仕上げに入っています。
いつもなら、プラチナヤーンにはベルベットを合わせるのだけれど、
今回は、オーガンジーでキンチャクポーチを作り
そこに貼り付けるという感じでやってみようかなーと考えています。
しかしなかなかピンとこない。
レースって合わせる布の素材で、全然感じが変わってしまいます。
YOKKIIが追求したいのは
きれいなもの!
美しいもの!
かっこいいもの!
素敵なもの!
ただし、すべて主観です。
あしからず・・・
さてさて、白のオーガンジーに合わせたらどうかしら、
写真では透け感がでませんね。
でも、なかなか清潔感があっていいかも
では、黒のオーガンジーでは・・・
こちらもなかなか捨てがたい。
とってもシックです
ドイリーをもう一枚作るには、肩の痛みが取れないし・・・・
まあ、もう少し悩んでみましょう
肩の痛みに触れたので、ちょっと余談です。
実はYOKKIIは、遠い昔、
体育学の勉強を一生懸命にしておりました。
筑波山のそばにまで行って、一生懸命というかケン迷というか
とにかく専門的なお勉強をしたことがあるのです。
学校があまり好きではなかったので、
先生にはならなかったけどね
まあ、そんなことで、人体生理学やら運動生理学などを学び
人よりは少し人体の事を知っているというか、
筋肉や骨格の事なんか知ってる方なんです
手芸好きの母の影響で、
子供のころから編み物や刺繍やソーイングは大好き
いろいろなものを作りました
でも、だんだん年をとると
、じっと作業をしていると腰が痛くなったり、
肘が痛くなっり、肩こり、背中こり、おしりこり・・・・
今日はタティングがテーマなので、タティングについてならば
手や肩の大きな筋肉を動かさずに、
手の指と手首をだけを使って編んでいくでしょう。
右利きの私は親指と人差し指でシャトルを持ち続けます。
残りの中指・薬指・小指は糸を張って上げたり
緩めて下げたり常に動かしていますね。
左手は、右手程負担はないけれど、親指と人差し指は編地を
ずっとつまむ様に持ち続けることになります。
ブリッジの時は小指薬指で糸の張り加減を調節します。
手が機織り機のように動いているわけです。
腕の大きな筋肉を全く動かさずに
指にこれだけの負担がかかったらどうなるか。
考えただけでも、恐ろしい。
腕の中の深いところにある筋肉が酷使さて続けるわけです。
それに座り続けてしまうため、臀部つまりお尻が圧迫され続け、
血液やリンパの流れが塞き止められ、コリ玉が出来てしまいます。
腰痛には様々な原因が有りますが、
臀部のコリが原因の場合が結構あるのですよ。
タティングをはじめ手芸をするときは、
15分から20分に一回、手を止めて他の事をしましょう。
立ち上がって、肩を回す・腰を回す・首をまわす。
肘のストレッチ・肩のストレッチ、脚のストレッチ。
なんでもいいから、思いつく筋肉を大きく動かしましょう。
手芸の時間に止めてしまった筋肉や皮膚の毛細血管の中の
血液やリンパを、ちゃんと流してから、また作業に戻りましょうね。
お風呂に入った時には、酷使したな~と思う筋肉を、
ゆっくり優しくマッサージするのも効果的です。
是非是非、ハンドメイドとマッスルケアーを
セットに考えて下さいね。
そうすると、腱鞘炎でタティングができない~
なんて不幸なことにはなりませんよ。
ケアをしながらも痛みが出た場合は、
痛みがなくなるまではシャトルを持ってはいけません。
状況によって、お医者様やマッサージ師さんの力を借りて
正常な状態に早く筋肉を戻してあげましょう。
という事で、マッスルケアーのお話はここまで
タティングのドイリー(直径22センチ)を完成させ、
筋肉リハビリ中のYOKKIIでした。
最後までお付き合いくださり、有難うございました。
次回は、ポーチの完成品 (もしかしたらまだ制作途中かも) と
アトリエのお庭作りのお話をしたいと思います。
それでは、帯広の真鍋庭園の風景を見て頂きながらバイバイ
またね
2013年7月10日撮影、昨年は3回訪ねました。
コニファーがお好きな方は、是非行ってみてください。