今日は、北海道厚真町にある、YOKKIIの小さなアトリエからです。
2016年に開催予定の、『アトリエトゥループ三人の作家展』に向けて、YOKKIIはせっせと作品作りに励んでいます。
各地で20度を超える春の陽気になっているそうですが、
ここ厚真町では、昨夜15センチ程の雪が降り、
少し解けかけていた根雪をきれいに覆っています。
今夜から明日にかけまたまた嵐になりそうなので、
早めにお買い物を済ませ、
午後は、ゆっくりレースの時間です。
右の写真お気づきの方いらっしゃいますか?
YOKKIIの、お気に入りの窓から見た外の景色です。
この窓は、まるで絵画のように外の景色を四季折々
楽しませてくれます。
その窓でちょっと遊んでみました。
一緒に遊んだ右の写真のレース達です。
このレース達を、小さく切った両面テープで窓ガラスに
ペタペタっと貼りました。すると・・・・・
太陽の光を浴びてレース本来の美しさが
浮き立ってきました。
最初にご紹介した写真は窓にずっと寄って撮影したもの。
みんなさんのおうちでも、窓をきれいに磨いて、
レースの作品をペタペタしてみてください。
なんだか、楽しい気持ちになりますよ。
それでは、今日のレースの説明を致しましょう。
上の2点は聖光院有彩著 『タティングレース新しい世界』 雄鶏社 及び
タティングレース(NHKおしゃれ工房)を参考にさせて頂きました。
上の白い作品 DMCコルドネ#30 1シャトル+玉糸
ピコットが重なり合うほどに大きくしたので、
ブリッジの目数を減らして、全体がフラットに
なるように調整しました。また、段がかわるところでは、
リバースや見せかけピコで次の段に繋げ、
糸を切らずに編み続けています。
糸始末をする箇所が少ないほど、作品は美しく仕上がりますね。
上の段染め作品 DMCスペシャルダンテル#80 1シャトル+玉糸
本で紹介された作品は、あと5~6段編むことになっていますが、
YOKKIIはあまり大きいものを作りたくなかったので、
適当なところで切り上げました。
さらに途中の1段をハサミでカット。
ドーナッツ型と小さいドイリーに分けてみました。
糸始末は、段ごと、モチーフごとにカット。
手芸ボンドで裏に貼り付けて隠す方法です。
小さいドイリーを中央に置けば、
一枚のドイリーのように見えますね。
中央に写真などを入れてシンプルな額縁におさめ、
壁に飾ってみると素敵なインテリアになります。
下の作品は、Lena Bjorn著 『24 Snowflakes in Tatting』に掲載されているものです。
使用糸 DMCコルドネ#30
1シャトル+玉糸及び1シャトル
クリスマスまでの24日間で一日1モチーフを編み、
全部で24モチーフを飾ろうという趣旨の本です。
YOKKIIもチャレンジしましたよ。
24日間でいろいろなテクニックが身に付き、とても勉強になりました。
興味のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
さあ、だいぶ夕日が傾いてきました。
これから、少しオリジナル作品に取り組んでみます。
今日はYOKKIIの遊びにお付き合いくださり、有難うございました。
それでは、皆様、またねー