関西地方を中心とした様々な撮影スポットを紹介する本ブログ。

 

今年のゴールデンウィークに訪れた兵庫県北部の「滝シリーズ」もあと2回となった。

 

今回紹介する撮影スポット(滝)は、兵庫県美方郡香美町の南部にある「双身(そうしん)の滝」である。

 

 

名前からイメージできるように、この滝は形状のやや異なる、左右に隣り合った滝で構成されている。

 

トレッキングでこの滝をさらに何十分も進んだ「瀞川(とろかわ)滝」の見物を兼ねて訪れる人が多いようだ。ブログ主(俺)は残念ながら瀞川滝には足を踏み入れておらず双身の滝のみの訪問となった。

 

大阪中心部からのアクセスはこちら↓↓

 

 

所要時間2時間半となっているが高速道路が空いていれば2時間くらいで到着する。

 

また、高速道路の降り口である「八日氷ノ山(ようかひょうのせん)インター」から30分少々。

 

公式サイト↓↓

 

 

現地付近の有益なアクセスについてのサイト↓↓

 

https://tanuki838.web.fc2.com/Taki/170829-Torokawa/Torokawa.html

 

 

いやー、これまで色んな秘境っぽい滝を訪れてきたが、ここはまぁまぁ車中がしんどかった。ところどころ落石があり、ほんとにこの先通れるの?というような舗装されてない狭い道を通過する。運転に自信の無い人は無理して訪問しない方が良い。また、できればコンパクトな車が良い。シャコタンのような車体の低い車もお勧めしない(落ちている石をまたげないため)。

 

 

瀞川(とろかわ)稲荷を通過し、このようにぐんぐん進んでゆく。まさかストリートビューで見られるとはびっくり!!

 

 

 

 

 

 

 

最期の写真で「行き止まり」である。到着目前にトイレっぽいものがあるが、バカでかいクモがいそうなので俺は使用を遠慮した。みんなには秘密にしていたが、俺はクモが大嫌いなのだww きっとトイレットペーパーもないだろうし。

 

余談だが、大きなクモが1匹いる部屋で1日過ごすのと、ゴキブリが50匹いる部屋で1日過ごすのはどっちがいい?と聞かれたら、迷わず後者を選ぶ。

 

また、囚われの身になり拷問を受けることになるとする。その拷問の内容が「お前の家族がどうなってもいいのか!しゃべらないとこうなるぞっ」と棒にひっかけた大きなクモをじわじわと接近させられる、というものであるなら、俺は愛する家族や好きな人を失ってもいいから全てを自白する自信があるwww。 それだけクモが嫌なのだ。

 

さて、道中は先述の通りまぁまぁ難儀するが、車を停めて歩けば意外と単純で、一直線に5分足らず進めば滝に到着

 

今回訪問時の水量は概ね良好。

 

このような秘境の滝は、台風や自然災害を繰り返しちょっとずつ滝の形状や滝つぼを変えてゆく。

 

滝の上流に倒木などがあったり水流により岩が削られたりすると、当然今後の水流に影響が出る。

 

滝つぼも、折れた枝や倒木があったりなかったりするだろう。

 

滝は数多く訪れてるし、訪問前に画像検索などで下調べもするが、画像検索では無かった倒木や枯れ枝が、訪問時にまだ存在している場合もあるし、もちろんその逆もある。

 

滝つぼにたくさん枝が落ちてたりすると「ああ、これがなければなぁ」と思うこともあるが、それはあくまでも人間の都合なんだと思うこともある。長い時間をかけて自然が自然のままで少しずつ変化する瞬間をとらえる。それが写真家の役割かもしれない。

 

とはいえ、「これは邪魔だな」という、ぷかぷか漂ってる枯れ枝は撮影前にどかしたりすることもあるけどww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑滝つぼに折れた倒木が映り込んでるでしょ?昔の画像には無く「諸行無常」を感じる。

 

 

水量によっては左右が似たような滝になるっぽいが、今回は「左は一直線に気持ちよく流れるシャワーのように」「右は絹糸のように幽玄に岩をつたる」という両方の面白みがあった。

 

みなさんも是非訪れてほしい(^^)v 兵庫県北部の滝紹介は次回が最終となります。