関西地方を中心とした様々な撮影スポットを、雑談をまじえながら紹介する本ブログ。

 

雑談をまじえながらというのがポイントで、投稿の最初かもしれないし中盤や終盤かもしれないし、だいたいどこかに様々な雑談や人生観・初見を述べることが多い。時々雑談なしの一本勝負になるが、それは単にネタが思い浮かばないかちょっと時間がないか、めんどくさい時なのである。

 

さて何回かに小分けしてアップしている通り、大阪市在住のブログ主(俺)は2024年のゴールデンウィークに兵庫県の北部に一泊の撮影旅行に行ってきた。その一環で今回は兵庫県美方郡香美町香住区にある「ゆうなぎの丘」からの夕日を紹介する。

 

 

※「ゆうなぎの丘」は香住の今子浦にある夕日スポット。漢字表記の「夕凪の丘」が隣接するホテル名。

 

 

そもそも今回の旅行、一人で行く予定だったのよ。っていうか、日帰りだろうと宿泊を兼ねてようと、カメラが唯一の相棒。誰かと宿泊を兼ねて行くということは、思い返すと人生で一度しかない。2022年のお盆に、和歌山の友達と奈良の十津川村へ行った時のみ。その十津川村の撮影ブログはモチロン本ブログにもアップしている(滝ばかりです・・・)。

 

コロナをきっかけに行かなくなってしまった海外旅行も、一人でしか行ったことがない。それが今回の兵庫県北部旅行は大阪市内在住のツレと行ったのだ。

 

最も聞かれる質問が

 

「さびしくないの(遠回しに『友達おらんの?』)」

 

「一人で楽しい?(遠回しに『友達おらんの?』)」

 

「誰かと一緒に行かないの?(遠回しに『友達おらんの?』)」

 

だまれだまれ!勝手な憶測しやがってww なんなん?旅行は複数人数じゃないとダメ的な。「居酒屋に一人で入れるってすごい、うらやましい、俺にはムリ」的な。

 

だったら、ヒッチハイクしてるヤツら全員を同じ目で見ろよ!バックパッカーはほとんど単独行動でしょ?彼らも同じ目で見なさいよ。ガチでなんなん?一人で旅行してる人を奇異に思ったり友達おらんとか勝手に思って憐れむ目で見やがって。

 

不愉快だが質問に答えよう。「さびしくないの?」「一人で楽しい?」は、長時間運転の車中や食事の時は誰かが一緒やといいなぁと思うけど、さびしくて泣いてしまうほどではない。わかったかね?以上、終わり。

 

「誰かと一緒に行かないの?」は「はい、行きません」という回答です。そもそも撮影が目的なんです。あれこれ調べつくした場所に行くんです。崖を上り下りするし、観光地化されてないような場所に行くので、俺のような滝マニアじゃない「フツーの人」はまず嫌がります。あと、旅行を一緒にすると「この場所に寄りたい」「この道の駅に寄りたい」「有名な〇〇蕎麦を食べたい」となると思うけど、俺はあまり興味がない。メシは別にコンビニでも十分。まぁせっかくなら地元の海で獲れた魚介の刺身を食いたいので、スーパーで刺身買って宿泊先で食うことがあるけど。なので宿泊先の予約は「コース料理+朝飯」というのは除外し、素泊まりプランに限定している。まぁ十分な所得があれば、豪勢なカニ付きの海の幸コースを予約するかもしれんけど。

 

そもそも、あれこれ撮影して宿泊先に向かうと遅い時間に到着するから向こうにも迷惑がかかるだろう。夕焼け・マジックアワーを撮影して旅館の到着が20:00、そこから風呂に入りたいから21:30から夕食を提供してくださいとか、ありえないでしょ????夕食は18:00とか19:00に開始しないと店側も困る。誰かと一緒だと「いつまで撮ってるの?早く旅館行こうよ。海岸のマジックアワーとか興味ないし。。温泉にゆっくり入りたい」みたいになってしまうだろう?

 

なので、100%趣旨が俺と同じであれば複数人での旅行でも問題ないのだが、「撮りたいものを撮ってこそ旅行」という考えは少数派だと思うので「旅行に期待しているモノ」に違いが出てくるワケ。

 

俺は調理師免許を持ってるくらいから、美味しいものはすごく興味ある。お酒も大好きだから旅館で早い時間から飲みながらコース料理に舌鼓を打ちたい。でもこれは比較の問題であって、レンズに1枚でも素晴らしい風景を収める方が俺の中で上回っているのだ。そういう理由から旅行は単独がほとんどなのだ。

 

だからこそ、本ブログ開設以来紹介している撮影スポットは、旅行雑誌などには出てこないようなレアな場所が大半を占めているのだ(ちなみに本ブログは単に写真自慢をしたいのではなく、「ここ行ってみたい!」と思ってもらえるような撮影スポット紹介がメインテーマです)。

 

ほんの少しでも分かってくれたかな?これからは俺のことを哀れな眼差しで見るのをやめ、尊敬の眼差しで見るのですぞっ!

 

さて話を戻し、今回ツレと行ったのは「費用を浮かせるため」なんですwww

 

だって、仮に一人で兵庫北部の一泊旅行をしたとして・・・

 

・素泊まり民宿 4,500円

・ガソリン 5,000円

・激安レンタカー 11,000円(2日間)

・高速道路 6,000円(往復)

 合計27,000円

 

わずか一泊なのに3万円近いお金は何かもったいない。これが半分で済めばめちゃ助かる、という想いでツレに連絡したところ、休みもバッチリあっていたため承諾してくれた。ツレは運転が大嫌いなので、「全部俺が運転するから」ということで利害関係が一致したのだ。

 

ただし、そいつはきっと「来るんじゃなかった」と後悔していると思う。複数の滝めぐりにあまり面白さや感動がなかったみたいで、とある滝については「俺、車の中で休んでるから一人で行ってきて」となる始末。どういう滝に行き、どういう道中になるかは事前に伝えていたが(サンダルもいるよと伝えてた)、それでも想像以上の沢歩きに拒絶したのだと思う。

 

「道中で美味しいものを食べて、インスタ映えする場所に1~2箇所寄って、旅館で温泉&美味しい料理を遂行する」のが一般的な旅行のイメージだろうけど、写真家、とりわけ滝マニアの旅行は感覚が異なるということを覚えておいてほしい。

 

気付けばメチャ脱線したけど、ようやく本題。

 

兵庫県北部旅行の初日の最後の撮影が今回紹介する日本海の夕景。素泊まり宿を香住区のJR香住駅付近に取っていたので、天気が良ければ近辺の日本海の夕日も撮りたいと計画していたのだ。

 

香住海岸まで車を走らせると、いい感じで夕日が沈みかけている↓↓

 

 

 

 

そしてすぐに高台の「ゆうなぎの丘」へ向かうが、ちょっと雲が太陽にかかり歪みが生じている(それも良し)↓↓

 

 

 

 

住所は〒669-6541 兵庫県美方郡香美町香住区境548

 

人生初の日本海の夕景が撮影できてほんとうに良かった。

 

この夕日の撮影後、地元のスーパーで刺身と握り寿司と酒を買い込み、ツレと部屋で飲み食いして一日を終えた。

 

このエリアは温泉街として古くから有名な場所らしい。

 

みなさんも宿泊を兼ねて是非訪れてほしい(^^)v 俺みたいな旅行タイプは少数なので、みなさんは旅館の旨い飯と温泉も満喫すればいいですよ!