関西地方を中心とした様々な撮影スポットを、種々の雑談をまじえながら紹介する本ブログ。

 

今回は番外編として、12年前に訪れたフィリピン・セブ島で撮影した海辺の画像を紹介する。

 

 

いきなり雑談になるが、コロナが世界に蔓延した年をきっかけに毎年楽しみにしていた海外旅行は行けなくなり、その間にパスポートの有効期限も切れ失効してしまった。

 

有効期限内であれば手続きはそこまでややこしくなかったと思うが、新規取得になると戸籍の取得とか色々煩わしい。最寄りの役所に行って簡単に取得できればいいのだが、聞いたところによると戸籍のある都道府県でしか取得できないっぽい。もしかしたら古い情報を信じてるだけ???ご存じの方、コメントで最新情報求む!! 

 

まぁ、コロナのお陰というわけではないが、海外旅行に行かなくなった分、日帰り・宿泊問わず国内の良さを求め撮影する機会が増えたのは自分の中でプラスかなと思っている。もしコロナが蔓延してなければ奄美大島に行くこともなかったろうし、悪天候ゆえに何度も何度も沖縄をリベンジすることもなかったと思う。

 

しかし、驚いたのは昨今の海外旅行の値段よ。

 

パスポートを失効してるからどのみち行けないのだが、過去に訪れたフィリピンのセブ島をふと思い出し、今いくらくらいでツアーを売り出してるのか調べたら、当時の金額なんかでは全然行けない。

 

閑散期で1名参加8万円近くするのか・・・・・。俺が12年前行ったときは、「プチ繁忙期」で1名参加6万円くらいだった。もともとセブ島は人気観光地なので激安になりにくいが、それでも閑散期で8万円とはけっこうな額ですよ。

 

値崩れがしにくい台北やバンコク、ソウルはどんな感じなんだろ?調べてないけど、きっとコロナ前よりは高額になってるんだと思う。「ソウル1泊1万円」とか「台北2泊19,800円 終日自由行動」とかすごい価格で売り出されていたのが懐かしい。もう二度とこのような破格な値段では旅行に行けないだろう。

 

さらに驚くのは海外旅行の費用ではなく日用品の値上がりよ・・・・。

 

洗濯洗剤(普通の液体のヤツ)、大手薬局で300円くらいで買えてたものが、今日見ると1つ600円もするではないか!!「2つ買いなら980円」みたいに表示されてたが、それでも高い、高い、高い。やむを得ず「粉」のタイプを買ったよ、実に20年ぶりに!!粉も昔より高くなったなとは思うが、液体洗剤ほどではない。

 

お菓子も高いね。もともとお菓子はあまり食べず、たまにスーパーで買うくらいなのでコンビニでお菓子を買うことは少ないが、今日コンビニでポテチのうすしおが目に入り値段を確認すると「170円+消費税」。見た目も小さく、昔の「野球チップス」くらいの量では???と思うほど。

 

ピーナッツのブロックチョコは昔好きで時々買っていたが、その時は100円コーナーで買うヤツは14~15個くらい入っていた(メーカーは分からない)。今は6つくらいしか入ってないですよ。

 

クッキーも、チョコもスナックも、ガムも飴も、パンも何もかも量が少なくなっての値上がり。コンビニの弁当は、もはや1つでは足りないものがほとんど。メーカーは量を減らして「食べきりサイズ」などと苦し紛れの宣伝をするが、もはや「安く美味しく満足」というのはもう実現しないのかもしれない。

 

先述の通りお菓子はそこまで食さないから値上がりは個人的には何ら問題がない。値上がり著しい牛丼チェーンやマクドナルド、ラーメン店も俺にとっては無くても困らない飲食店なので好きに値上げすれば良いと思うが、自炊する習慣のない単身の人は飲食店の値上がりは相当家計に響くと思う。

 

しかしですよ!値上がりが続く中、毎回思う事があって。実は困ってる人ってほんとごく一部なんだなと。

 

・ディズニーランドなんてただでさえ高いのに毎年値上がりしてるが来客数が減ったとは聞かずむしろ盛況っぽい

 

・マクドナルドや回転ずしが値上がりして「もう行かない(行けない)」などとヤフコメに多数コメントされるが、相変わらず土日の道はマック渋滞、回転ずし渋滞。客足が遠のいてるとはまったく思えない。

 

ってことは、値上がりが相次いだとて、ガチで困る人はほんの一部だけで、大多数の人はブーブー言いながらもそこまで家計に影響がなく問題なく、マックにも牛丼店にも回転ずしにも行けてるし家族でディズニーに行けてるのでは?と思うのだ。

 

飲食店の値上がりのニュースで「従業員に還元されるなら賛成」「アメリカでは牛丼やラーメンは3000円以上するのだ!日本は安すぎるのだっ」とのコメントをよく見かけるけど、そういう投稿をする人たちは多少の値上がりは何ら家計に影響のない方々。そういう生活レベルの人は、俺のようにコンビニやスーパーでお菓子が目に入り「量がかつての半分、そして値上げしてるやんか!」と憤慨するような人種ではないので、感覚が違うのである。どちらが正しいか、そういう話ではないけどね。

 

あともうちょい脱線させて!!!2024年現在、新ニーサでめちゃ世間が盛り上がってて「絶対やった方がいい」「やらない人は頭おかしい」「政府も推奨している」と、新ニーサをやらない人が非国民のような風潮になってるけど、なんか「おやっ?」と思うのが、「上限たった1800万円までしか投資できないのが難点だよな」みたいな意見も散見されていること。

 

1800万を上限にした投資。。。。仮に月々5万円投資して、30年後にやっと達する果てしない道のりの投資である。それを「わずか1800万円が上限かぁ(もっと短いスパンで1800万円まで投資できればベストなのに)」などと飛び交うってことは、別に貴方は今の生活も苦しくなく、老後の生活もそこまで窮屈ではないはず。つまりマネーゲームを楽しんでいる人とお見受けする。

 

しかるべき機関が発表する「平均賃金」に達していない人は貯金もままならないのだよ。平均賃金はあくまでも「平均」であり、最多を意味しているワケではないから平均値は無意味。昔数学の「資料の整理」で習ったけど忘れた。

 

マネーゲームに参加できる人・数年前からやってる人は新ニーサに好印象で進める派が多いように思う。

 

要は「毎月定額を金融機関に貯金できる人(または現に貯金している人)は、銀行に預けるよりは得るものが大きいですよ」が真実なのだから、そこをもっと強調して推してもらわないと話にならない。「平均年収以下の、月数千円すらも貯金に回せない人は無関係な話だからあきらめてね」となぜ誰かが言わないのか?

 

誰も儲かる、誰も老後安泰なんぞまやかしだし、何歳から始めるか分からないが、正直月1万円程度を20年くらい続けたとて(総額240万積み立てる計算)、老後が安泰になるくらい利益になるかといえば、まったくそうは思えない。

 

だからといって俺は新ニーサを否定しているのではない。「銀行に預金するよりは得する可能性が高いですよ」ということをもっともっと強調せねば、生活が苦しいのに更に削って無理やり投資に充て、心身を壊してしまう人が出るかもしれない。

 

20年後30年後に到来する自分自身の生活も大事だけど、「今年はこれが欲しい、これを買いたい」という目前の欲望を満たすことはメチャ重要だと思うけどね。

 

新ニーサの書籍が多数で回ってるけど、ほんとうに苦しんでいる庶民のための書籍ではない気がする。極端なことを言えば「年収300万円(以下)、単身で賃貸物件住まい。生活はカツカツだけど投資で順調なので将来こんなに安泰です!」というような成功例を知りたいものだ。そこそこ生活に困ってないレベルの人が「投資はおすすめです!新ニーサが一番!」と懸命にアピったところで、まったく響かないのが現実なんです。

 

 

俺も、正直金融機関に預けるよりは新ニーサを活用して投資に回す方が投資額以上の利益が見込めるとは思う。しかし条件があり「そもそも銀行に毎月貯金できる人(またはタンス貯金できる人)」に限定される話であり、明日どうやって暮らそうかとか懸念してる生活レベルの人には関係ない。貯えのない高齢者の方にとってもあまり意味をなさないと思う。

 

競馬や競艇じゃあるまいし「100円が50万円になりました!これで老人ホーム入る資金ができました!」的な期待なんぞ禁物。100円が来年102円になる可能性がありますよ、20年後は110円かもしれないです、でも20年後あなたが生きてるか知った事ではありません」という話なので、わずかな貯えを投資に回す必要性を感じない。

 

さてさて、コロナを境に物価高になったことからめちゃ話が発展したが、そろそろ12年前に訪れたセブ島の画像を紹介しよう。

 

青空の海は、セブ島の中のマクタン島の沖合から。夕景はタクシーで2時間半くらいの「モオルボオールのホワイトビーチ」にて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国内旅行もいいけど、やっぱ海外に行きたいなぁ。。。