関西地方を中心とした様々な撮影スポットを紹介する本ブログ。

 

今日は仕事が休みやったから、夕方早い時間から自宅で酒を飲みはじめ。過去に撮ってHD(ハードディスク)に眠らせていた画像を眺めていた。

 

名古屋に住んでいた時に、琵琶湖まで車を走らせ撮影した夕景を発見したのでそれを紹介したい。

 

 

滋賀県は県全体としては関西地方に分類されるものの、今回紹介する琵琶湖の東岸は大阪市内からのアクセスよりも名古屋からの方が近いため、あながち東海地方の撮影スポットと述べても過言ではない。琵琶湖の東岸は夕景が年中撮れるし、琵琶湖の西岸は朝日が年中撮れる。西岸なら大阪が近いけど、東岸は名古屋が近い。

 

いやー、それにしても写真ってほんとうにすごいね!すっかりと脳内から忘れ去られていたことが、写真を見るだけで思い出されるのだから。時には過去に撮った画像を見返すのもいいかも。

 

当時はこういう仕事し、こういう車に乗り、こういう物件に住み、こういうカメラを購入し、こういう所を旅行していたな・

・・・などと様々な記憶が蘇る。

 

今こうしてHDに溜まっている画像を見ているのは、紛れもなく自分自身。

 

そしてHDに溜まっている何万枚もの画像を撮ったのも自分自身。

 

撮影した画像は自分自身の歴史であり生きた証であるから、自分自身同然。

 

過去の自分は、今の自分よりも優れている点もあっただろうし、劣っている点も絶対にある。人生観においても作風においても。

 

今の自分は、過去の自分より優れている点もあるだろうし、劣っている点もある。人生観においても作風においても。

 

そういう良い時代・悪い時代を繰り返して人生と言うのだ。

 

だから、苦しいことがあっても死を選択するようなことはしないでほしいのだ。

 

 

なんでいきなりこんな話に飛躍したかと言うと、先日の2/24に、大阪でこのような悲惨な出来事がおこったのだ。

 

 

 

 

同じ日のほぼ同時刻に鉄道3路線で接触事故。帰宅困難者も続出しけっこうパニック状態になったんよ。

 

列車との接触事故(もっと言えば飛び込み)が起きると、ヤフコメはじめネットでは次のような言葉が必ず飛び交う。

 

「迷惑極まりない。鉄道会社は遺族にたっぷり損害賠償しろ。ってか、死ぬなら迷惑かけず一人で死ね」

 

メディアに登場する有名な橋下弁護士がかつて「死ぬなら一人で死ね、は思ってても言葉や活字にすべきではない」というような発言を何年か前にし、賛否が起こったことがあるが、俺も賛成。

 

ネット難民たちが、その行為をした者・またはそういう行為を考えている者に対し、敵意むき出しで「死ぬならお好きにどうぞ。アナタが死んでも誰も困らないし、俺には関係ありません。でも誰にも迷惑かけないで。列車飛び込みとかやめて」などと書き込んでみ。

 

余計彼らの心を乱し、「俺みたいな社会からも会社からも必要されてないなら望み通り死んでやる!お前たちの一番嫌がる方法でな!」とやってはいけない死に方を助長することになりかねないのだ。

 

「だってほんとのことじゃん」

 

いやいや、考えそのものを改めなさいって言ってるんじゃなく、心で思う事はあっても、わざわざ活字にしてそれを宣言しなくてもいいではないか?と言いたいのだ。「死ぬなら他人に迷惑をかけるな(巻き込むな)」が仮に正義であっても、世間に叫んでいい正義と叫ばない方がいい正義があると思うのだ。

 

まぁ、ネット難民はあくまでも特異なケース。世間一般の人は赤の他人であっても誰かが自殺することに心を痛めている。「死ぬなら一人でご自由に」などという感覚なんて持っていないのだ。辛かったら逃げ出せばいい、死ぬくらいなら一時的に引きこもればいい、色んな人に相談してほしい、て思ってるの。「死ぬならご自由に。迷惑かけるな。飛び込みNG!」とか思って書き込んでるのはごく一部のヤフコメ民。

 

確かに、電車の飛び込みによるマイナス面は推し量れないほど大きい。

 

乗客においては、単に帰宅や通勤に時間がかかった程度で終われば良いが、会社の命運を左右する商談がパーになったりすることもある。老いた親の最期を看取るために、故郷へ向かう者もいよう。数時間後に始まる手術用の臓器を運んでいる人もいるかもしれない。運転士がショックで精神を患ってしまうかもしれない。

 

うすうすそういう想定もした上で飛び込む人もいれば、ほんとうに突発的に飛び込む人もいよう。

 

しかし、こう思ってほしい。

 

「ネット難民なんぞ、世間の底辺の底辺の底辺。人を罵って幸せを感じる特異な生き物。自分なんかよりももっと気の毒な存在。相手にしてはいけないし、むしろ彼らを救ってやるという使命感で、もう一回生きる選択をしてみよう」と。

 

そして冒頭の投稿ではないが、人それぞれ「過去の自分、今の自分、将来の自分」と複数の生命を持って活動している。電車の中は限りない命だらけなのだ。その命の中には、貴方が昔お世話になった人が乗っているだろうし、将来お世話になるだろう人が乗っている。

 

だからといって、電車の飛び込み自殺をやめて、という限定的な話ではなく貴方の命も同じで、貴方が亡くなることですごく悲しむ人がいるし、多くは貴方の味方なのだということを悟ってほしい。

 

会社が本当に嫌なら行かなくていい。必要とされていないと思えば去ればいい。俺なんてアラフィフの分際で入社4ヶ月で辞めて早々と転職した。今はその辞めた会社よりも評価され、暮らしてゆくには困らない年収になった。

 

借金地獄なら債務整理すればいい。債務整理でも生活困難なら自己破産すればいい。生活保護を当面受給し、そののちに新たな人生を始めればいい。

 

空腹なら西成に来ればいい。俺も4か月前から西成区民やでww 人情味あふれる人がいっぱいいて、困った人を見捨てない町だ。

 

まとめると・・・・

 

■ネット難民は「死ぬなら迷惑かけずに一人で死ね」と思うのはお前たちの自由だが、いちいち活字で公言するな。

 

■死にたきゃ一人で勝手に死ね、と思ってるのはごくわずかの人間なので、無視すべし

 

■貴方の死を悲しむ人がいっぱいいる。死を選ぶなら、まずは西成に来い!それから考えろ!

 

世間からチヤホヤされがちな著名人でさえも、ごく一部のネット難民による罵詈雑言で命を落としている。芸能人は世間の評価を気にすることもあるから。でも、貴方は著名人ではないだろう?だったらなおさら、ネトウヨの戯言なんぞ無視せよ。というか、見なくていい。

 

 

本ブログは撮影スポット紹介の前後で雑談や人生観をまじえることが多々あるけど、今回はかなり飛躍してしまった。。。ブログの趣旨と乖離するため投稿に迷ったが、あまりにも悲しい出来事で今後の社会問題になりそうだったので書き込まずにはいられなかった。

 

 

本題に戻り、琵琶湖で夕日を撮影するには東岸のどこでも実現できるが、

 

■道の駅 湖北みずどりステーション 〒529-0365 滋賀県長浜市湖北町今西1731−1

 

の付近(もうちょっと北上した湖北野鳥センター付近)がいい感じで夕景を撮影できると思う。

 

 

 

 

 

撮影時期は、木のシルエットを取り入れるなら冬季が良いかも。紹介した画像のように、葉っぱの無い枯れ枝は季節感が出るし、空の美しさを邪魔しないし。

 

皆さんも是非訪れてほしい(^^)v