関西地方を中心とした様々な撮影スポットを紹介する本ブログ。

 

今回も前回の続きで、故郷の高知に帰省した時に訪れた滝&仁淀ブルーを紹介する。

 

 

 

場所は高知県仁淀川町で「安居渓谷」を目指す。

 

カーナビでは

 

高知県吾川郡仁淀川町大屋1627−4 宝来壮 に設定でOK

 

 

高知市内からだと道中は全て下道。朝8:30くらいに高知市内の自宅を出発し、国道33号線→国道494号線→県道362号線といったルートで100分程度で到着した。

 

出発時はめちゃ晴天だったが、やはり雲の発生しやすい山間部。想像通り雲がかなり発生して撮影に不向きだったため、道中の沈下橋に寄り道するのをあきらめる。のちほど紹介する滝も曇り空での撮影となった。まぁもともとこの時期の訪問(2023年11月24日)は冬季なので山間部の日照時間(被写体に太陽が当たる時間)はわずか3~4時間。こんな時期に訪れるのが悪いのだww

 

さて、カーナビ通り安居渓谷の宝来壮に到着したら駐車場に車を停めて徒歩で5分ほど奥に進む

 

するとこのような風景が見えるので下の画像の矢印に沿って河原に降りる。小屋みたいなものが見えるが、ちょっとした食べ物を売っている売店。季節によっては川魚の塩焼きなど堪能できるかも!

 

 

売店を越えると川(安居川)を渡るための石橋がかかっている。このエリアを「乙女河原」と言うらしく、天気が良ければ「おおっ!うわさに聞く仁淀ブルー!!!!」と感動するだろう。

 

細かいことを言えば、このような透明感のある渓流は夏場の方が色彩が良いと言われているが、今回のように冬場に訪れてもなかなかの透明度だった。

 

先述の通り雲が多発しており、ずっと待機しながら太陽が見えた一瞬を狙って撮影した仁淀ブルーがこちら↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、石橋を渡り目的の滝へ。名称は「飛龍の滝」。石橋から10分程度歩いただろうか。

 

道中でこのような小規模な滝を撮影↓↓

 

 

 

 

 

そして出会った飛龍の滝↓↓

 

 

 

 

 

 

滝の撮影は水量が大事。雨季の時に行けば水量が豊富過ぎて美しい形状が伝わらない。逆に今回のように雨量が少ない時に行けば、何だか貧相になってしまう。ネットで画像検索すれば分かるが、この滝は訪問時期が良ければもう1つ水流があるのだ。

 

ここの部分に↓↓

 

 

 

本ブログで何度も書くが、訪れたからといって満足できる写真が撮れる率は「高くない」と思わねばいけない。一発で良い条件に出逢えればラッキー。だから何度も何度も同じ場所を訪れるのだ。

 

台湾に3回撮影に行き、3回とも写真が撮れずに帰国したこともある。沖縄も4~5回訪問してるけど、人様に見せられる美しいビーチの画像はまだ撮れていない。だから何度でもリベンジに行く。

 

そして今さらどうでも良いし調べる気もないが、今回撮影・紹介した川は「安居川」という川であり仁淀川ではない。にもかかわらずなぜ「仁淀ブルー」でこの川がヒットするのか・・・・??どこからどこまでが仁淀川なのか?仁淀川になる手前は別の川なのか??

 

いずれにせよ、4年ぶりの帰郷はあっという間だった。母は老い、4年前よりも小さく細くなっていた。

 

大阪に戻らねばいけない時間が徐々に迫る。

 

2泊3日で借りていたレンタカーに乗り込みぼそっと「じゃあね、体に気を付けて」と。

 

照れくさいのか、泣いてしまいそうだからなのか・・・母の顔は直視できなかった。

 

あと何回会えるのか分からない。

 

地元を離れて都市へ散っていった者の宿命である。

 

母は国内最大級の新興宗教団体の盲信者である。俺は生まれつき「3世」として育った。その宗教団体から各段嫌な思いを受けたワケではないが、教義そのものの不信感で脱会届を本部に提出し俺は完全退会。

 

それ以降帰省するたびにその話で平行線をたどったし、母が俺をその宗教に連れ戻したいという考えでその宗教幹部と勝手にアポを取っておりやむなく面会し、法論めいたこともした。

 

何度俺が脱会を促しても断固として聞き入れない。むしろ「あんた(俺)が騙されている!」と永久的に話は平行線。本ブログと趣旨が離れるのでこれ以上は述べまいが、俺のような家庭は山ほど存在するのである。

 

しかし、それでも母は母。帰省を終えいざ帰ろうとすると感慨深いものがある。

 

 

みなさんも安居渓谷を訪れてほしい(^^)v そして親を大切に!