先日
明大前駅でKeiaと待ち合わせ。


ホームにある待合室の中に座って待ってたら

小学生の男子が隣に座ってきた。


塾の鞄らしきものをガサゴソ…


そしてこっちをジッーと見てる…〓



少年『今、何時何分ですか?』


塁『5時57分だけど…』


少年『この電車じゃ下高井戸行けないですよね』

ってホームに止まってる急行電車を指さす。


塁『うん。急行はとまらないからね。次の電車で行けると思うよ』


少年『困ったなぁ~。困ったなぁ~。』

鞄の中から月謝袋を出しお金を出して袋の中を確認したりしてる…


少年『ちょっとこれ持っててもらえます?』

と言って月謝袋を渡そうとする。


塁『え〓〓ダメだよ~。お金入ってるんだからちゃんと鞄にしまって〓〓〓』


少年は月謝袋を鞄にしまうと今度は何も入ってない財布を引っ張り出し、ガサゴソしてる…




うーん

あまり関わりたくないなぁ




と横目で見てたら



少年『僕、テレフォンカードなくしちゃったみたいなんです〓〓〓』


塁『そなの〓ポケットとか探してみた〓』


少年『ポケットはないです。お母さんに殺されます。』


塁『あはは~ 殺されはしないでしょ~』


って言ったら


少年『笑い事じゃないんです〓〓』


って真顔で怒られちゃった〓〓〓


塁『あわわ〓 ゴメン ゴメン。』


少年『この前もお父さんの大切な物なくしちゃったんです』


塁『そうなんだぁ…』


少年『お姉さんはどこに行くんですか〓』


塁『八王子だよ』


少年『急行乗らなくていいんですか〓』


塁『うん 今お友達と待ち合わせしてるから…』


少年『お友達って男の人ですか〓〓〓』


何ぃ〓なんなんだ、この少年…


塁『……お、女の子だけど〓〓〓』


少年『八王子には何しに行くんですか〓食事とか買い物ですか〓』


塁『お葬式だよ…あ〓ほら電車きたよ~。早く乗んなきゃ』


少年『ありがとうございます』


少年立ち上がって 一礼すると一言…








『あの…僕たち、もう会えないですよね』









ハイ タブン キット アエマセン。


の言葉を飲み込み笑って手を振る。


少年は

待合室出て一礼

ホームで一礼

電車乗る前に一礼

電車乗って一礼してた。(笑)




待合室に取り残されたアタシは
少年とのやり取りを全て聞かれてた周りの人の苦笑いに耐えれず待合室を後に…





おそるべし 小学生。