パーソナルメディア株式会社は、TRONプロジェクトの発足当初よりBTRON仕様OSの開発に携わっており、1991年にはTRONの成果として初めて一般市販されたBTRON仕様のノートパソコン「1B/note」を発売しています。

その後もパソコン向けのBTRON仕様OS「超漢字」のほか、組み込み向けの開発支援ツール「PMC T-Kernel」など、いずれもTRONベースのOSや関連するソフトウェアを自社製品として商品化しているメーカーであり、TRONプロジェクトの成果を活かしたソフトウェアの開発に幅広く取り組んでいます。


さらに唯一のTRON情報専門誌である「TRONWARE」は1990年1月から定期的に刊行されており、現在すでに通算120号に達しています。(2009年12月現在)


またT-Engineの活動の中心となるのはもちろんT-Engineフォーラムですが、T-Engineフォーラムはあくまで標準化団体であり、直接的なビジネスをする団体ではないため、ビジネスベースでのT-Engineの問合せ窓口としての機能もパーソナルメディアが担っており、同時にTRONやT-Engine全般における技術教育や積極的な情報提供を行っていることから、実質的にTRONのポータル的な役割を果たしている企業です。