さらに超漢字の特徴の一つとしては、付属ソフトウェアが非常に充実しているという点です。

超漢字に標準で添付されているアプリケーションとしては、あらゆる場面で利用されるワープロや表計算ソフトウェア、インターネットには欠かせないブラウザとメール、さらにカード型データベースなど、20本以上のソフトウェアがはじめから超漢字に付属しており、手持ちのパソコンに超漢字を導入するだけですぐにやりたいことが実行できます。
また超漢字の多文字処理機能をフルに活用できる別売りアプリケーションソフトウェアも数多く登場しています。もちろん、これらのプロダクトがBTRON仕様に準拠していることはいうまでもありません。


別売りアプリケーションソフトウェアの代表的なものとして、「超漢字広辞苑」や「超漢字岩波新漢語辞典」、さらにこれらの国語辞典や漢字・漢語辞書、EPWING形式※に対応した複数の電子辞書のコンテンツの串刺し検索を可能にした辞書検索ソフトである「超漢字統合辞書」や、執筆を主な仕事とする方のために開発され、文章作成執筆のリズムを崩さずに推敲や校正の作業の機能を徹底的に強化したことによってユーザーを支援する原稿執筆ソフト「超漢字原稿プロセッサ2」などがあります。


※EPWING形式:辞書・辞典に関する電子出版の標準フォーマット。


特に「超漢字原稿プロセッサ2」の前バージョンである「超漢字原稿プロセッサ」は、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2004」の「ビジネスアプリケーション分野」の部門において、毎年数え切れないほど多く販売されるパソコン用のアプリケーションソフトウェアの中でも最も優れたものとして受賞しています。
ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーとは、私の大好きな、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と財団法人ソフトウェア情報センター(SOFTIC)が、その年の最優秀アプリケーションソフトウェアを表彰する制度であり、システム分野・ビジネスアプリケーション分野・エンジニアリング分野・ソーシャル・ライフ分野の4分野から毎年優秀な製品が選ばれます。


超漢字原稿プロセッサの受賞理由は次のとおりです。
「17万字を利用して豊かな文字表現力を実現する多漢字環境や、日本語特有の表記ルールを忠実に再現する機能など、手書き原稿の良さを活かしつつ、元原稿のレイアウトを崩さずに、校正記号付の修正履歴を残すことができ、修正前と修正後の文章の対比を容易に行えるなど、BTRONの多漢字機能や最新のコンピュータ技術を取り入れた製品であることが評価され、選定された。」※


※「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2004年度結果発表」Webサイトより
http://www.softic.or.jp/spoty/2004/


“TRONマニア”藤井講師のブログ
BTRONと超漢字原稿プロセッサの優秀さが認められたソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2004年度表彰式。


“TRONマニア”藤井講師のブログ
執筆作業を支援してくれる「超漢字原稿プロセッサ2」

価格47,250円(本体価格45,000円


「超漢字広辞苑」価格14,490円(本体価格13,800円)
「超漢字岩波新漢語辞典」価格7,350円(本体価格7,000円)
「超漢字統合辞書」価格31,500円(本体価格30,000円)…複数のユーザー優待価格制度がある。


藤井講師研究室 http://www.ilovepc.jp