意味深タイトルは、ただのツリです。
うそです。
うそでもないけど。
どっちなのさ。
職場カーゼ・コリーニのある丘まで上がると、
真っ白な霧に包まれた朝。
畑ブリッコもこんな風に真っ白。
2ヶ月ぶりに会ったアルマンド(季節労働的なイタリア人おじちゃん)が、
再会を喜ぶ私を見て笑っている。
「どうして笑っているの?」
と聞いたら
「だって。どうして君はいつもそんな allegra なの?」
と笑いながら言う。
allegra は「陽気な」とか「生き生きした」というような意味。
なので私は
「アルマンド、私の意見だけどね。女のひとっていつだって allegra じゃないといけないと思うのよ」
と答えた。
アルマンドが「えー、そうなの?」と言いながら笑っているから、
私はそばでニヤニヤしながら聞いていたグイードに
「グイード、ね、そうでしょ?」
って同意を求めたのよね。
そしたら、グイードは笑いながら「もちろん!」と答えてくれた。
私が心の中で
「たとえどんな悲しいことや辛いことがあっても、それをおくびにも出さず、ね」
って付け加えたのは
二人とも知らないと思うけど。
悲しいことや辛いことなんて、もちろんあるのよ。
だけど私は昔から、それがあまり表に出ていないみたいで。
特に隠そうと思って隠しているわけでもないのだけど。
それでも、
いつでも allegra でいたいな、とは思っています。
