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 ジョージ・フレデリック・ワッツ(George Frederic Watts)『希望』(1886年作)
この絵を紹介してもらって、、、

以下 メールの返信(こんなに長い返信を書いたことはない、、)

私はあの絵の中に何が見えるのかを表現できるだけの語学力がないのですが、
こんなふうに創造してみました。
>
>以下かなりの長文になるので、適当に時間があるときに読んでください。
>
> 私が観ると、彼女の口元は少し微笑んでいて、これでもか~というほど、琴に
寄り添って、全身と、耳を傾けています。
> 彼女は、絶対的な孤独の中で、あの琴に集中しています。唯一、語りかけてく
れて、孤独から救ってくれる。そして、こんなに愛しいものを私は持っていると
いう喜びとか愛情を感じているんです。
>しかも彼女は、琴も自分と同じ気持ちだと考えている。というより、お互いが生
をつないでいるんです。
>と、こんなふうに私にはみえるんです(今のところ)。
>
> その背景に 琴は、いつ失ってしまってもおかしくないというもの(弦が切れ
る)であり、また、琴の共鳴は、共存し、互いに依存しているとおもわせる。
>さらに、彼女が盲目であるがゆえに、弦を弾く音や、琴を弾く手の感触は、彼女
のすべてであり、最高のものになりえるわけです。
> 要するにあの琴は、彼女にぴったりの幸せアイテムで、それが、たくさんあっ
ても、ほかの楽器でも、だめなんです。
>
> 彼女は彼女の中の、ないないづくしの孤独な世界に生きて、琴をいとおしく思
い、そう思っていることで、生かされているのです。
> 
> あの絵は、人は何を本当に希望と感じ、どんな状況で幸せを感じるかを表現し
てくれている気がしてなりません。
>
> 私はどこにでもいけるし、なんでも観ることができるし、友達もいます。
>でも、 彼女ほどに幸せをかみしめて、いとおしい気持ちを感じるものをもって
いるか?お互いに、、依存しあえるものを??
>
>彼女は何もない。琴以外は、、何も、
>
>この絵に希望をみるなら、
>
> 人には、寂しさや孤独はあるものだから、
>いつか、、、、きっとおまえも琴は見つけられる、おまえは持っているよって、
気づかせてくれるのかもしれません。孤独(広い意味で)であればあるほど、ほ
かに何もなければないほど、
>
>それで、、、『希望??』なのかな?
>
>
>途中で、何を書いているか訳が分からなくなりました、、ははは
>何も考えなくても、とても分かりやすく感情を揺さぶってくれる絵でした。
>
>こうして創造を勝手に膨らませて、こじつけても楽しい。ウルウル
>

> すばらしい栄養剤、ありがとう。最後まで読んでくれてありがとうございまし
た。
>
>宝ものになりました。
>