※BL・腐の意味がわからない方、これらの言葉に嫌悪感を抱く方は閲覧をご遠慮ください。

また、太妹が嫌いな方もです。

最初シリアスで最後はハッピーエンドです。

R-15くらいの表現のところがあります。

この話で最終話・・・のはず。(え

なので今回はハッピーエンドとなります。超甘い・・・気がする。

そして会話文がものすごく多い+妹子視点です。

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このアホは仕事中にいきなり僕のところへ訪れて、

挙句の果てには意味のわからないことをわめき散らし始めた。



「あのね、妹子!私ね、妹子のこと、大好きだから!!

男とか女とか関係なく、妹子が大大大好きなんだ!!

だから、余計な心配はしないで!!

安心して、私のこと好きなままでいて!!

私は一生、妹子以外の人を好きにならない!!というかなれない!!

私は、妹子じゃないとダメだから!!!

妹子がいなきゃ私、生きていけない!死んじゃう!

だから、妹子!!

私と、結婚してください!!!」



あまりにも勢いよく、ものすごく意味不明なことを言うものだから思わず目を瞠って呆然としてしまった。

けど、それと同時に、胸のなかのざわめきがすうっと消えていったような気がした。

そして目頭が一気に熱くなり、一筋の雫が頬を伝っていった。

目を伏せると、それは両目からどんどん溢れていく。



「ほんっとにアンタって人は馬鹿ですね・・・。この大馬鹿アホ者が。

僕以外誰もいなかっただけ幸いと思ってください。

第一男同士で結婚なんてできるわけないでしょう。

そういう発言はちゃんと考えてから言ってください。本当にただの馬鹿になりますよ。馬鹿が。」


「な、なにおう!!お前さっきから馬鹿馬鹿連発すんな!!ムキーッ!」


「馬鹿だけじゃなくてアホとも言いました。だって本当のことでしょう。あと気持ち悪いです太子。」


「き、きもち・・・。も、お前、いい加減泣くぞ!!」


「人のこと泣かせておいて・・・。全く・・・。」


「だ、だってそれは妹子が勝手に泣いたんだろ!

私は思ってることを言っただけだもん!」



僕は太子がなにやらくねくねしている様子を無視し、

目を閉じて口元に笑みを浮かべながら言葉を述べる。



「ほんとに・・・嬉しいこと言わないでくださいよ・・・。

思わずうれし泣きしちゃったじゃないですか・・・。

どうするんですか・・・。責任とってくださいよ・・・。」


「・・・もちろん。宣言したからには責任とって、お前を一生大切にする。」


「約束、破らないでくださいね?」


「破るわけないだろ。私が妹子以外を好きになるわけがない。」



その言葉を聞いて僕は涙で重くなった瞼をゆっくりと開け、彼の瞳を真っ直ぐみつめながら言った。



「・・・じゃあ、その証明に、

―――キス、してください。」


「・・・ん。わかった。」




再び目を閉じると、あの人のゆっくり近づいてくる気配。

そして、僕の肩に手を置くと、唇に暖かくて、軟らかい感触のものをおしつけてきた。


――――ああ、キスってこんなに心が温まるようなものだっただろうか。

こんなに、何もかも考えられなくなるようなものだっただろうか。

期待も不安も、一時的にすべて吹き飛ばされてしまったような。

残ったのは、胸の中でうるさく鳴り響いてる、心臓の音だけ。


しばらくその状態で静止した後、太子は自分の唇を離して、口元に笑みを浮かべながら言った。



「続きは夜、でいいかな?」


「・・・優しくしてくださいよ。初めて、なんですから。」


「はいはい、わかってますよ。私の大事なお姫様。」



僕らはお互いに顔を見合わせ、クスリと笑った後にまた、キスをした。


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This is the Happy End!!

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゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 後書きったら後書きなのよ・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

予告通りハッピーエンドになったよ!!

そしたらまたなんかものすごく甘くなったよ!!

でも甘いの好きなのよ私!!←

ここまでみてくださった方々、どうもありがとうございました(-^□^-)

ほんと文章ksですみませんでした・・・。もっと勉強します。


てか何気に冒頭で太子、プロポーズしてますよね?

いやぁ最初はこんなつもりじゃなかったんだけど←

てかなんか自分、最近甘いのばっか書いてる気が・・・w

まあいいか!甘いのはハッピーエンドだもの!


実は最後の部分の会話、4パターン思いついてしまって・・・w

その中から選ぶの大変でした。全く。((自業自得

最初書いたときはちょっとギャグっぽい要素もあったんですが、

今回はそういうのなしで、本当に甘めにしようとおもってこの文章のほうを選びました。

少しでも胸がほんわかしていただけたらとても光栄です(‐^▽^‐)

でわでわ(*^ー^)ノ