※BL・腐の意味がわからない方、これらの言葉に嫌悪感を抱く方は閲覧をご遠慮ください。

また、太妹が嫌いな方もです。

最初シリアスで最後はハッピーエンドです。

R-15くらいの表現のところがあります。

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一体この男は何を考えているのだろうか。

僕が布団に入るなり上から覆いかぶさるなどして。


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いきなりだが僕は今、太子と法隆ぢにきている。

あのアホが「お泊り会しよーぜ!ぱっひょい!」などと言うからだ。

まああの人のせいで朝から一日中ここにいるわけだ。

そして今、やっと夜になって一日も終わるころ、寝ようと布団に入ったら、


「妹子。」


なんて、低く、落ち着いた声で人の名前を呼び、人が寝ている上に乗っかってきた。





まあ晴れて恋人として付き合い始めて数週間。

太子のやろうとしていることはなんとなく察しがついた。



「妹子。」


太子はまた僕の名前を呼び、それから首筋を舐めた。

なにやら下のほうでゴソゴソしていると思ったら、太子の手が僕の服のなかに入ってきた。

その瞬間、僕は目を瞠(みは)る。


(やだっ、怖い・・・怖い怖い怖い・・・ダメだ・・・!)


「やっ、太子・・・やだ・・・嫌だ!!」



気づいたときには、目の前に太子の呆けた顔。

そう。耐えられなくて突き放してしまったのだ。

この、自分の手で。



「・・・あ。す、すみません太子・・・。

僕、隣の部屋で寝ますね・・・。それじゃ、おやすみなさい・・・。」


頭を下げ、目線を逸らしながら妹子は部屋を出て行った。


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「・・・ごめんなさい、太子・・・。」


(僕はただ、怖いんです。

アナタに抱かれたあとに、やっぱり女性のほうがよかったって思われるんじゃないかって。

僕を捨てるんじゃないかって。

本当はアナタに抱かれたいけど、それでも捨てられるのではと思うと、怖くて。

一分でも、一秒でも長く、アナタのそばにいたいから、思わず逃げてしまったんです。)


「・・・本当にごめんなさい、太子・・・っ。」


次第に妹子の枕は、一部分だけが変色していった。

その色が再び周りと同化したのは、妹子が寝付いて約1時間後のことである。

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☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*後書き☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

クソ甘いのうpったあとにこれかよ・・・とか言わないの((

これ授業中にパッと思い浮かんだんですよねー。

でも最初妹子視点ではなかったはずww

てか涙のあとってどれくらいの時間で消えるの?((え

すいません適当に1時間とかほざいてました。すみません。

次は竹中さんと太子が話している話になると思います((

でわでわ(*^ー^)ノ