※太妹でシリアルシリアスです。  


苦手なかたはご注意を。


会話文が多いよw








「妹子、結婚しよう。」


唐突にその言葉を述べた、彼。


しかし、告白されたほうの青年は悲しげな声で答える。


「無理です。太子。」


「なぜだ?」


理由を問われ、悲しげな瞳で太子をじっとみつめながら答える。


「太子、いいですか?よく聞いてください。


僕たちの間には―――身分という大きな壁があります。


あなたは『聖徳太子』で『摂政。』


僕は、ただの冠位五位の、役人です。


どう考えても、無理です。太子。無理なんです・・・」


語尾を言い終える前に彼の大きな瞳からボロッとひとしずくの涙が落ちた。


そしてそれは両目からどんどん溢れでてくる。


太子は泣いている彼を自分の胸に抱き寄せる。


(―――私は「摂政」で、君は冠位五位、か。


同じ人間なのに、たった、たったそれだけで


なぜ私たちは結婚をすることを許されないのだろう?


私は、愛する者との結婚という幸せさえ許されないのか?)


―――――ああ、身分なんて―――――





なくなってしまえばいいのに、ね。











*☆*:;;;:*☆*:;;;:後書きんちょ*☆*:;;;:*☆*:;;;:


はい!すみませんでしたぁぁぁぁ!!!


何分クオリティですよどうせ・・・(-з-)


siaから「シリアス書いてみてよ!」と言われたので


久々に書いてみたら、何これうける(^∇^)


みなさん笑ってやってください(ノ´▽`)ノ