このタイトルの初めの記事に書いた通り、母の膵臓癌を私が知ったのは12/1でした

その日、次の日12/2の神奈川県立がんセンターの予約を取ってもらえたので、(職場とまた雰囲気が悪くなることを覚悟して)年休を取って、診察に付いて行きました

父親は家では大きな顔をして、威張り腐っていますが、自分より上の人間に対しては、質問をしたりすることが全くできません


母の癌は思いの外進んでいたため、毎週検査入院、診察(結果を効きに行く)の繰り返しで、12月が過ぎて行きました

余命を宣告されたのが12月中旬頃でした

それまでは母も今年死ぬとは考えていなかったようで、病院の帰りに、化粧品を買ったり、とても余命の近い人が買うようなものを、普通通り買物していました


私が毎週検査入院や診察に付き添っていたため、勿論どんどん職場の教科の先生方からの圧力がヒシヒシと伝わってきました

流石に、母が膵臓癌のステージⅣということは伝えていたので、直接何か言ってくる人はいませんでしたが、こちらから聞きに行かなければ、小テストやノート提出の範囲も伝えてくれないなど、生徒に不利益のかかることは沢山されました

お陰で私の体重は1ヶ月で10kg以上減りました

先生方の嫌味たらしいハラスメントはずっと続きました


母は1/11未明に亡くなりましたが、一度職場でのハラスメントが我慢できなくなり、余命幾ばくもない母に、「私も付き添いと仕事で大変なんだから……」と当たってしまいました

きっと、母は傷ついたと思います

まだ私の中に、母への甘えがあったのだと思います

今でも言ってしまったことを後悔しています

ひどい娘です

母のメモに書いてあったことも忘れられません

それは、昨年の日付でした

「いい家族ではありませんでした」というようなことを書いてありました

私は悲しすぎて、しばらくして捨ててしまいましたが……

昨年から予感があったのでしょうか?


癌のご家族がいるご家庭は、本当に大変だと思います

でも、一番辛いのは癌になったご家族です

亡くなってから後悔しても戻ってきません

伝えられません

謝れません

どうか辛いときは、こちらにコメント頂いてもいいですし、愚痴をこぼせる方が側にいれば、今はその方に甘えさせてもらってください

癌はいつ悪くなるか分かりません

どうか、ご家族を大切に……