『サブレ・ブルトン』
ブルターニュ地方の焼き菓子の
サブレ・ブルトンを焼きました。
少し暑くなってきたとはいえ
ちょっとお茶したいなあ、というときに
小さいけれど歯応えのあるお菓子が
あると嬉しいと思いませんか?
Ritzのルセットで作ったこのブルトン、
わ、塩味すごいわー。
当時、ルセットに書いた試食後の感想も
しっかりと塩気を強く感じる?!
という驚きを素直を書いてありました。
計量の段階でこの塩の量って良いの??
と思ったものです。
フルール・ド・セルという塩気の中に
甘みを感じる塩を使いました。
シェフ曰く、
たいして差は無いよ。
(劇的な差がないならコスト重視で良い。)
↑シェフの考え方なんだと思いますが。
塩気が強いから覚悟してね!
と姪たちに予め脅しておきましたが
次々と手が伸びて止まらぬ様子。
三日経って食べてみると、
あら不思議!
塩気のカドがとれて丁度良い感じじゃない?
シェフは焼き菓子だって作ったら
すぐ食べた方が美味しいに決まってるよ!
と言っていましたが風土の違いでしょうかね?
Ritzの焼き菓子は塩気がしっかりと
効いているものが多かった印象です。
そして粉は粗めの挽き具合いなのか
手を入れるとザックリした食感を
期待出来ました。
塩の使い分け、とりわけフルール・ド・セルや
重曹とベーキングパウダー、粉やチョコレートなど
ぜひとも、本番フランスの職人に聞いてみたい
確認したいことをたくさん準備して臨んだパリのお菓子修行でした。
今月は向こうで作って私が感激するほど
美味しかったお菓子『タルト・ダックワーズ』
のお菓子レッスンもあります。