そう、それは例えるなら…。


昨日の件を、トロワ視点で書いておこうと思う。

ていうか、他の人の視点で書かれることはないだろうな。俺の筆では。

ということで、さっくり書きましょう。

しかし、事実をそのままは書きません。

トロワ視点だから、俺の思ったことを俺の思ったように書きます。

事実でも見方によってなんとでも言えるのです。

簡単にいえば、「もう10分しかない」のは、言い換えれば「あと10分の余裕がある」のと同じ。


あるところに、元気な人がいました。

その人は、気が向いたので自由が丘にでも行こうと思いました。行ったこともないし。

さて準備をしているときに、ふと一本だけの松葉杖が目に入りました。

別にこの人はけがをしているわけでもなく、普通に両足で立って歩けます。

しかしこの松葉杖は古くからあるもので、

まぁあったらあったで役に立つかな?と思い、

その人は松葉杖も一緒に持っていくことにしました。

さてさて自由が丘について、いざ歩こうとおもったその人。

なまじ松葉杖なんかついているので歩きづらい。しかも片っぽだけ。

歩きづらさに耐えかねたその人は、ちょっとばかり考えました。

そこで考え付いたのは、片方だけの松葉杖だから良くない。

バランスを取るためには、もう一本松葉杖を増やせばいいのだ、と。

そうすればバランスよく歩けるだろう。

しかしそうそう転がっているものでもなく、容易に手に入らないことは明らか。

さてさて困ったその人は、ぼやきます。バランス悪いなぁ…と。

それが聞こえたのか、松葉杖はピクリと動きました。

それは片方だけしかないという自責の念か、

はたまた単に何かを思いついたかのように。

そしてある時、松葉杖は突如としてその人の手元から飛び出して、

何処へか姿を消し去りました。

突然の出来事にその人は驚き、またその行方を探そうとしましたが、

行方は杳として知れません。

でも歩きにくかった原因である松葉杖はもうないのだし、

元気なその人にとって松葉杖は必要だ、ということでもありません。

突然飛び出していった理由はよく分からないが、無いなら無いで困るわけでもない。

なら、最初に考えていたように、ちょっと散歩でもするか。

お腹も空いたし、食事でもしよう。あ、お酒もあるな。

さてさて、そろそろ帰ろうかな・・・。


というような一日だったと思います。

分かりにくい?

考えればいつかは分かる。たぶん。

まぁ軽く解説すると、昨日は自分含め3人で自由が丘にいたのです。

その内の1人、上で言うと松葉杖は、途中で2人をおいて消えました。

それが俺。

2本の足で歩けるのに、もう1本の足とも言える松葉杖なんかを持ち出して。

足が3本になるのは、きっと老人になってからだろよ。

挙句に、バランスを取るためにもう1本松葉杖を(無いと知りながら)用意しようとするなんて。

ありもしないものを持ってこようとして、バランスの悪さを解消しようとするのなら、

今あるバランスの悪さの原因である、片方だけの松葉杖をなくせばいいだけじゃないか。

簡単なことだ。

あとは勝手にやってくれるだろう。

そういうわけで、俺はスキを突いてばっくれました。


後のことは、当然ながら知りません。

どうやら数時間自由が丘を散策して、どっかで食事して帰ったようですね。

要は当初のプラン通り推移したということです。

予想通り、別に俺がいなくても構わなかったということです。

感情面では、知りません。想像は出来る、が、知りません。

俺は、無感情でしたよ。感情を打ち消す術は既に身につけてます。

それでもメールの何通かにはどうかと思いましたが。


ちなみにその間俺は、自力で(要は徒歩と自転車で)フルマラソンに相当する距離を移動していたとのみ伝えたいと思います。

ホントなにやってんだかね。


まぁこれまで書いてきて。

総括として言えるのは、俺はどうしようもない人間だということでしょうか。

ホント…。