JR北海道 完全制覇 第8夜  呪詛の底力 | Travel of Dice

JR北海道 完全制覇 第8夜  呪詛の底力

今回は稚内23時発の深夜バスで札幌に向かうところからです。

順調に走っていたバスに異変が起きたのは約3時間後の2:10頃。
突然車内の電気が付きました。
こっちは寝ているというのに何事かと思いました。
そして、衝撃の一言が運転手から告げられます。

「国道232号線の羽幌~留萌間が大雨で通行止めになっています。現在このバスは遠別の道の駅で停車中です。本社と協議した結果このバスは稚内に引き返すことにしました。稚内到着は午前4時ごろの予定です。」

まず、下の画像をご覧ください。

稚内から札幌方面には2つの国道があることがわかります。

国道232号線と国道40号線です。

国道232号・231号ルートは札幌~稚内への最短経路だそうです。

続いて右の画像ですが×が通行止め区間です。

遠別は稚内寄りの場所になります。

緑の線はJR宗谷本線です。何かの取り決めでバスと鉄道は同じルートを通ってはいけない決まりになっているみたいなので国道40号線を通ることはできません。


9月2日の羽幌の24時間降水量95mm 留萌は146mm

この値は羽幌では観測史上4位(観測90年目)、留萌では観測史上1位(観測68年目)でした。

また、9月の平均降水量 羽幌は141.6mm 留萌は139.6mmと羽幌は1日で9月の67%の雨が留萌は1日で9月の雨以上が降ったことになります。

こういう事情があったので国道通行止めは止む終えなかったのかもしれません。


でも、当時はそんなこと知る由もなく・・・。

とりあえず3日の予定がすべて崩れたのでとにかく札幌に帰るしかない。

そのころ車内では13:00発のバスに振り替えるかどうか聞いていましたが、「もうバスなんか当てにならない。」と思っていたので稚内空港から新千歳空港行きの飛行機を予約していました。それが2:40頃。

しばらくしてバスが動きだしました。あんなことがあったうえに車内の電気もつけっぱなしなので寝れずに稚内に戻りました。

稚内市内の路線バス停留所すべてに止まるということでしたので稚内市内はさながら路線バスでした。

そして、市内のバス停で降りる人が多いこと。稚内駅到着までに半分以上は降りた思います。

そして、稚内駅に着いたのは4:30頃。駅が開くのは5:55、バスターミナルが開くのは5:45、セイコーマートが開くのは6:00というわけで早朝の時間つぶしとなりました。

今回よかったのは気温が高いことでした。4時台・5時台とも20℃ありました。

9月3日の平均最低気温は16.3℃なので4℃くらい高かったです。

こちらが乗ったバスと座席です。特に特徴のない一般的な夜行バスです。

ちなみにこのバスを撮ったのは4:35です。暗いです。

こちらが5時ごろの稚内駅とバス乗り場の様子です。明るくなってきてます。

暇つぶしに防波堤ドーム近くの海に行くことにしました。

5:02の稚内の空の様子です。日の出の時間となりました。

まさか稚内で日の出を迎えるなんて思いもよりませんでした。

そのうちバスターミナルが開き乗車券を抑えとして8:30発のバスに振り替えます。

今度は駅に行き3日に乗る予定だった列車の切符を無手数料で払い戻してくれました。(本来は手数料30%必要)

そして、6:24発の始発列車が動くことを確認してバスの切符をこれも無手数料で払い戻す。

そして、飛行機の予約も取り消します。

ようやく開いたセイコーマートで食料を買い最北の普通列車に挑みます。

稚内脱出計画「Project W」が6:24に始まりました。


今になって考えてみると1晩を寝れないとはいえバスで無料で過ごしたんですね。


今回の旅経路 現在位置 稚内駅
名古屋→秋田→青森→札幌→稚内→宗谷岬→稚内→遠別→稚内→以下略


次回はその普通列車についてです。