僕は創価大学の夏季大学講座を聴講して

いる。その中に文学部のジェームス・ブルー

ス教授の講座があった。タイトルは

The German Writer Thomas Man and

His Story Tonio Krǒger

で、日本語の冗談も入らないENGLISH ONLY

の半日だった。よく、アメリカの学生がやる教

師への講義中のなめらかな質問も出て、留

学経験のある受講生もいると思えた。

 1977年の夏の事である。講義の後、自

宅から手紙を出したら、返事が貰えた。文面

と宛名はタイプで、ちゃんと手書きのサイン

があった。18年前の国際教養学部受講のよ

うな体験だった。