11月7日聖教新聞12面で、西垣通(にし

がきとおる) 東京経済大コミュニケション学

部教授はネット社会での「知識」と「知恵」の

言葉について論じている。「知識としての言葉

は、リアルな実体験や対話・熟議といったコミ

ュニケーションを通して初めて、人間にとって

必要な知恵の言葉へと発展していくのです。」

という結論に賛成です。そしてその結論に至

る序論の部分で、言葉には「伝達用言語」と

「詩的言語」があると述べている。この2種類

の言葉の分類に対して、10代20代に親しん

だ吉本隆明の「指示表出としての言語」と「自

己表出としての言語」を紹介したい。吉本隆

明は言葉が発せられる以前の心を分析して

いる。「心」は「身体」と「環界」から「疎外」

された領域であると。そして「心」として混ぜ

合わされた「身体」からと「環界」からの混合

物を、発語に向かって空間的に統一したのが

「指示表出としての言語」であり、時間的に統

一したのが「自己表出としての言語」であると



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