「栄養問題」と言えば何を思い浮かべるだ

ろうか?太平洋戦争直後ならば、「栄養失調

」であり「餓死の危険」であり、「もっと日

本人は淡泊質を取るべきだという栄養白書」

であり、進駐軍からの脱脂粉乳の援助による

学校給食等だろう。現在はどうか?

現在の「栄養問題」は、「食生活の洋風化に

よる動物性蛋白質、脂肪の取り過ぎからくる

生活習慣病対策」であり、コンビニで処分さ

れる食品と同じ量の食品が途上国に援助さ

れれば餓死線上にある人々がどれだけ救わ

れるかといった問題である。

 教育と学問の問題も、根源的問題と今日的

問題に立て分けて考える必要がある。そして

今日的問題を通してしか根源的問題にはた

どり着けないのだ。私は大学院を修了して定

職についていない人や、短大卒、大学卒であ

りながら、ニートと言われる状態にある人を

知った、あるいは知っているが、法学部を卒

業し、司法試験に合格して弁護士として働い

ている人や教員採用試験に合格して教員を

している人、医師などを大卒の一方の人々と

見なし、そうでない人々の問題を考えてみた

い。