こんにちは。
大正白紙1銭5厘の支那字入りの船内投函郵便です。
ANPING(安平) 1915年6月12日 ⇒ 基隆
『PAQUEBOT』の表示があるので、船内投函郵便です。
文面は所々しか判別できませんが、『香港』や『廣東?』の記載があり、裏面の絵葉書も香港のものなので、廣東や香港方面から安平方面に向かう船内で投函されたのでしょうか?
検索してみると、当時は高雄廣東線という航路があったようです。
ANPING(安平)郵便局の『PAQUEBOT』印は、調べた限り、『日本郵便印ハンドブック2008(日本郵趣協会編)』や『郵便消印百科事典(株式会社鳴美編)』に記載がありません。
あまり一般的な使用例ではないのでしょうか?
この使用例は、私には分からないことだらけで、ちょっとお手上げです。
船内投函郵便は、いつ・どの経路で運ばれたのか分かると、とても面白いと思います。
ひとつずつ調べていきたいと思います。