まだ私が学生をやっていたころ(もしかしたら就職した後かも・・・)、メタルカラーという言葉が生まれました。
父が買っていた週刊ポストに対談が連載されていて、理系ではない私でも、難しい技術のすごさ、ありがたさをわかりやすいように示してくれて、興味をもって読むことができました。
さて、最近不況が始まったということで、工場閉鎖による大量解雇などのニュースを見かけるようになりました。そこで「ブルーカラーに受難の時代」などといった表記もみかけ、メタルカラーという言葉を思い出した次第です。
というわけで、知らない言葉、あるいはよく知ることばでも意味を詳しく知らない場合のお約束。
標題に掲げた3色について意味を調べてみました。
白い襟の服を着る非現業部門の従業員の意
事務業務に従事する者。
生産現場で作業に携わる労働者。
高度な技術が必要な職に就く技術者のこと。
詳しく知ろうと思えば、もっと本格的な住所を引いてみればいいのですが、とりあえずはこんな感じです。
この3つの言葉の意味を見てみると、ホワイトカラーの意味には少し幅があるものの、すべて第二次産業の中の職種のように感じます。
たとえばスーパーの店員さん。
この3つの中であえて選べばホワイトカラーなんでしょうけど、なんとなくイメージが違います。そこで他にも○○カラーという表現があるのかを調べてみたところ、結構見つかりました。
コンサルタント的や経営者的な能力・知識を持ち、会社の規則に縛られず、独自の見解やライフスタイルで活動する人々。
転じて、起業家・青年実業家や創業者2代目の若手経営者
秘書、看護婦、スチュワーデス、保母さんなど、女性が多く占める職種のこと
産業用ロボットのこと
って、人じゃないやん
IT産業に従事する人々
ホワイト・ブルーが襟の色に起因しているのに対し、こっちはズボンの色からきているとのこと。
■グリーンカラー
環境保護関連の仕事に従事する人々
具体的な仕事のイメージがわかないです・・・
「エコ」ブームに乗ってる企業さんで働く人たちかな(←皮肉で言ってます)
★今日、思ったこと
もしかしたらあったのかも知れませんが、他のメジャーな色である「ブラック」「イエロー」は見当たらず。
シルバーカラーあたりなんて、「働いている高齢者」を示す言葉として、誰かが言ってそうなものですが、これも見当たらず。残念
ところで、オレンジカラーは2つの意味があるようです。
と言っても、どちらもある特定の企業さんが、自社のプロモーションの1つとして定義されたようですけどね
「仕事が趣味」ではなく、「趣味が仕事」になったような働き方。
この定義ですと、あくまでも「働き方」であって、特定の職種を指し示しているわけではないようですね。
営業・販売・接客系の仕事
営業職が含まれるのにはちょっと違和感がありますが、「販売・接客」って、一番最初にも書いたようにホワイトにもブルーに含まれない、それでいて就業人口はかなり多い職種ですから、こういう定義があると便利ですよね。
ま、この言葉が一般化されるのは難しいと思いますが。
以上、いろんなカラーに関するお話でした。
※カテゴリーは・・・・採用用語ではないけど・・・・