昨日、陰影礼讃展に行って来ました。
テーマは「影」と「陰」。
ちなみに「陰影礼讃」は、確か谷崎潤一郎の作品から取ってる…はず。
私も知らんかったけど、「陰」は日が当たらない場所、「影」は日があたってできる黒い形を意味しているらしい。
陰→[例]木陰
影→[例]人の影
…これだけ例を出してもまだ分からへん…笑
感想は、「寄せ集め感が少しあったけど、それでも楽しかった」という感じ。
この展示は、日本にある5つの国立美術館が協力して開催しているので、各美術館の所蔵品からピックアップされていて、多分寄せ集め感があったのかな?と思う。
でも、ドラクロワの「墓に運ばれるキリスト」は、中学の時に国立西洋美術館で見た以来で懐かしかったし、数年前に世田谷美術館で見た宮本隆司の廃墟シリーズは絶対にあると思っていて、本当にあった。
大穴は、アンディウォーホルの「マリリン」。これが国立国際美術館にあったなんて知らなかった。
(まぁ「マリリン」は、シルクスクリーンやから、コピーはたくさんあるか…)
印象的だったのはこれ。
1.速水御舟 「秋茄子と黒茶碗」 1921年作
背景が金箔?なので、狩野永徳っぽい感じがするんやけど、でも立体的なツヤもあるので、なんか西洋画の感じもある。
古い日本画と新しい西洋画の融合で、なんか感動。
…影、関係なかった。

2.岸田劉生 「古屋君の肖像~草持てる男の肖像~」
岸田劉生はいわゆる「麗子像」で有名。
これは額の盛り上がり部分とかのどの表現がすごいなーと感動。
3.印藤真楯 「夜桜」
これ、多分京都の円山公園のしだれ桜かと。
なんか気味悪いけど、桜が綺麗だし…ってことで、とても見入ってしまった作品。
今だったらこの桜はライトアップされてて、影なんかない。
4.平山郁夫「入涅槃幻想」
仏像を僧侶が囲んでいる絵なのですが、とにかくよく見たらわかる模様?がすばらしい。
僧侶の姿と鳥の姿が好対照に描かれているのがステキでした。
5.ウィジェーヌ・ドラクロワ「墓に運ばれるキリスト」
これは先述の通り、中学1年の時に東京に来て母親と一緒に美術館で見たのですが、なんかやたらリアルな洞窟の描写が気になったのか、やたら覚えてます、
今見てもやっぱり気になる1枚。
ま、こんだけ語っておきながら大学で西洋美術も東洋美術も勉強してないんで、かなり間違った解釈だと思う…。
「好き」というのは嘘じゃない。それだけ…笑。
後半は、また今度。


