いつも「しつもんサプリ」をお読みいただき

ありがとうございます。


今日の質問です

「あなたにとって、楽しくない質問はどんな質問ですか?」

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さて、楽しくない質問って何なんでしょうね


例えば

こんなことを聞かれたことはありませんか?


「今日は朝食を食べましたか?」

「今、熱はありますか?」

「事前にお伝えしたものは持ってきましたか?」


これらは、いずれも質問ですが

あまり楽しくはなりませんね

これらの質問は基本的に

「はい」か「いいえ」で答える質問ばかりです


質問には、いくつかのタイプ(種類)がありますが

「はい」か「いいえ」で答える質問のことを

クローズドクエスチョン(閉じた質問)とか

スピードクエスチョンといいます


すぐに、「はい」か「いいえ」で答えられるので

答えが早いのですが、

逆に「はい」か「いいえ」でしか

答えられないため自由度がありません


そのため、このクローズドクエスチョンを続けて

質問されると、機械のように答えることになり

回答者は、なんだか尋問されているような気分になります



クローズドクエスチョンを3回以上続けて質問されると

多くの人は、相手からなんだか尋問を受けているように

感じてしまうようです。

よく、TVドラマで見られる警察の尋問みたいですね




実際に 店頭の接客などでも、

お客様のニーズをしっかりつかむようにいわれた販売員の方が

「お鞄をお探しですか?」

「茶色がお好みですか?」

「たくさん入る鞄がご希望ですか?」


というように、お客様の情報を取らなきゃと勢い込んで

知らず知らず使われていることも多々あるようですね


もし、クローズドクエスチョンだけを使う場合は、

連続2回までが限度のようですね

他の質問を併用することが大事ですね



このブログでは、「質問」の効用にいろいろ触れていますが

質問も使い方によっては、今回の例のように尋問になってしまい

効用より、害の方が出てきてしまいます。


質問も、クローズドクエスチョン以外のタイプ(種類)と合わせて

オープンクエスチョンやセレクトクエスチョンなども混ぜて

使えるようになると、本来の効用が出てきますね

その他の質問のタイプについては、また次回に



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