読書日記2025-168

腕が鳴る

桂望実(著)

[祥伝社2025年3月発行]


腕が鳴る (単行本文芸フィクション) [ 桂 望実 ]

 

あらすじ

どんな部屋に住みたいか。 それは、自分の人生を見直すことでもございます。 片付けが、わたくしの使命―― スゴ腕の整理収納アドバイザーが、驚きのアイデアで散らかった部屋と人生を大そうじ! 

夫に先立たれ一人暮らしのタカ子は、ついモノを買い込んで、気づけば家は散らかり放題。 整理収納アドバイザーの中村真穂に片付けを依頼すると、棚の奥からタカ子の編んだ大量のセーターが現れた。 亡き夫の愛とタカ子の再出発を描く「買い過ぎた家」のほか、クセは強いが腕は確かな整理収納アドバイザーの、人生をも整えるお片付け連作小説。


感想

人生の棚卸し小説!?
『整理収納アドバイザー』の真穂さん。

これだけでドラマになりそうですね笑

その肩書きだけじゃなく、"人生見直しアドバイザー"もプラスしたいかも!?
そう〜依頼者の部屋と人生を大そうじする物語。
5つの連作小説のどの話も依頼者の人生がそれぞれ違っていて、人の人生って決して同じじゃないし、当然それぞれにドラマがありますよね!

最初はよくあるお片付けの話でハウツー本かと思って敬遠していたけど、読まれた方々の反応が良かったので読んでみて…
はい!良かったです電球

第四話の結末
「オウムの銀次郎が雷の音に怖がって、泰久のお股の間で蹲った」
その時…
ん?私のお股の間にも蹲るのがおった。

動けないんだよねぇ〜ニコニコ

ありがとうございましたm(_ _)m