読書日記2025-117
猫がいれば、たいていのことはうまくいく。
荻原浩・石田祥・清水晴木・標野凪
若竹七海・山本幸久
[ポプラ文庫2025年1月発行]

あらすじ
いてくれるだけで満たされる――猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのオリジナル・アンソロジー!
荻原浩「猫は長靴を履かない」
石田祥「ツレ猫婚」
清水晴木「いちたすいち」
標野凪「猫のヒゲ」
若竹七海「神様のウインク」
山本幸久「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」
感想
猫がテーマの6人による短編集。
どこを切り取ってもネコ愛に溢れてる
ただ可愛いだけの話ではなく、猫の人格(猫格?)を尊重した構成だったと思う。
きっとネコ愛が強い作家さんばかりなんでしょうね 作家あるある?
荻原さんは、表紙のスコ座りをするスコティッシュフォールドの動画配信のお話。
石田さんは猫好き二人の婚活のお話。
清水さんは黒猫に救われた女性のお話。
標野さんは高齢女性と猫のじんわり染みるいいお話。
若竹さんは不穏な流れにドキドキしたのは、団地が舞台に。
山本さんは安全靴会社に関わった歴代猫のお話。
個人的には山本幸久さんのが好み〜
猫さまの能力を過信してはいるけど、それがハマってしまう猫好きなアタシ
猫好きさんにお薦めです
ありがとうございましたm(_ _)m