読書日記2025-31

さやかの寿司

森沢明夫(著)

[角川春樹事務所2024年9月発行]


さやかの寿司 [ 森沢 明夫 ]

 

  あらすじ

母の納骨を終えた作田まひろ(22)は、「別れ」を受け入れるため、幼い日に母と一度だけ訪れた寿司店にやってきた。 海辺の町の鄙びた商店街の「江戸前夕凪寿司」という小さなお店。 意を決して暖簾をくぐるも、ランチ営業はちょうど終わったところだった。 がっかりしたまひろだったが「ちょっと、お客さぁん」と若い女性の綿飴みたいな声に呼び止められ、まかないの海鮮丼をいただくことに。 「さやかさん」と呼ばれる声の主は、ふんわりした見た目とは裏腹に、丁寧な「仕事」をする凄腕の寿司職人で――。


  感想

やっぱり森沢さん!優しいわ〜♡

自分の居場所を見つける物語かな!?


知ったかぶりのものすご〜く嫌な客をギャフンと言わせたのは爽快笑

音信不通の娘との再会、初孫との対面にはジーン泣


未來ちゃんのスタッフ紹介にもウルルタラー


ほんわかとした暖かな気持ちになれる森沢作品。

人と人との触れ合いが傷ついた心を癒し前を向かせてくれましたね〜照れ


《人生で一番大切なのは『いつも自由でいること』》

《人生のなかから『MUST』をなるべく無くしておくこと》


主役って、さやかさんよりも未來ちゃん?
彼女の秘密を最後にもってくるのも、何となくな雰囲気はあっても『えぇー!?』となったな…

〈最高においしい小説〉シリーズ第三作目

そうだったんですね!

もしかして前作、前々作との繋がりもあるのかな?←全く気づかないけど(^o^;


ありがとうございましたm(_ _)m