読書日記2024-224

 おいしい旅

初めて編

アミの会(編)

近藤史恵·坂木司·篠田真由美·図子慧

永嶋恵美·松尾由美·松村比呂美

[角川文庫2022年7月発行]


おいしい旅 初めて編(2) (角川文庫) [ 近藤 史恵 ]

 

  あらすじ

知らない景色とおいしい料理がここに。「初めて」に出会う旅×グルメ小説集
仕事に行き詰まり、勢いで列車に乗り終点まで……旅先では驚きの出会いが待っていた(「下田にいるか」)。 福引きで旅行券を引き当て、台湾へひとり旅。現地で会った駐在員はどこか訳アリのようだが(「情熱のパイナップルケーキ」)。 訪れたことのない場所、見たことのない景色、その土地ならではの絶品グルメ。 さまざまな「初めて」の旅を描いた7編を収録。読めば必ず出かけたくなる、文庫オリジナルアンソロジー。


  感想

そのうち読もうと思っていた1冊。

そう思いつつ、先に『おいしい旅 想い出編』を読んだのがもう2年前…


最近読む本に多いのが、コロナ禍の時代なのよね。ちょっと飽きている…

つい最近でもあるし、今も完全終息でもないけど、何故か遠い昔のように思ってしまう。

しかし、懐かしむよりもまだ嫌悪感が強いのは、昔のことにはなっていないってことかな?


そんなコロナ禍をどの話にも登場していた

が、それよりも話の面白さにそっちは吹き飛んでました!


お馴染みの作家さんは、近藤史恵さんと坂木司さん。

やはり安定して面白かった!

いちばん興味深かったのが松村比呂美さんの『糸島の塩』


今の朝ドラでもお馴染みの糸島。「おむすび」は方言? 私も"おにぎり"っていうことが多いもんな〜

糸島の風景がありありと浮かぶような表現と、ちょっとイヤミス的な話

この方の作風なのか?優しいですね(*^^*)

次に福岡に行ったら、絶対に行きたい場所だわ〜


ありがとうございましたm(_ _)m